1. プランニングと設計図書

家づくりの質を一番左右するのが、設計図書(図面)です
最初に、要望と今後の生活を充分にお聞きして整理し、敷地の持つ特徴を最大限生かせるようにプランニングします。

模型やCGを使い、分かりやすいプレゼンテーションを心がけています。
打ち合わせを重ねながら、展開図、建具図、家具図、電気図等の実施図面もきちんと描いて施工いたします。
初期提案に模型を作る会社及び展開図、建具図、電気図等の実施図面を描いている会社は、実は大変少ない。

これホント。いい家が出来ると思いますか?

小さなスペースに広がりを感じさせる計画、採光採風計画、収納計画などを行うことによって、新築時の住み心地はもちろん、
世代交代しても、大切に住み続けられる住まいを目指します。
家が完成すると、街並みの一部になるので、土地の雰囲気に合うような違和感のない住まいを造りたいと思います。



計画された収納

計画された収納

模型

模型で間取り、隣家との関係等を考察

CG

CG



2. 現場での打ち合わせを大切にする

現場で定期的にお客様とお会いして、図面を元に、一緒に確認しながら作業を進めています。
作業確認と同様に、お互いの意思確認、考え方のすり合わせを大切にして、愛着の持てる家を造りたいと考えています。

現場での施主との打ち合わせは、毎週1回程度行っています。

大工と現場打ち合わせ中

大工を交えて打ち合わせ中

詳細図面

詳細図を元に現場打ち合わせ



3. 時の経過とともに味わい深くなる素材を使う

ヨシダクラフトでは、年間約100件のリフォーム工事も行っています。

ハウスメーカーも含め、他社が手掛けた家のリフォームもしていますから、新築専門の会社よりも多くの住まいを見て、知っています。

長持ちしている家は、お客様が愛着を持てる家で、外観のデザインが良く、無垢の素材を使い、きれいに清掃されている家。
定期的なメンテナンスをされていることも共通点です。時の経過とともに、味わい深くならなければ、愛着の持てる家にはなりません。

できるだけ新建材(フェイクの建材)は使わずに、本物の素材(自然素材)を使います。
一番の理由は、見た目が素朴で古くなると味がでてくるから。仕上げ材など住む人の触れるものは、化学的な物より自然な物の方が良い場合が多いです。また、メーカー建材(新建材)は廃盤になるため、将来同じものに交換できません。

一番環境に良くて、長い目で見たときにお金が掛からないのは、すぐに壊さなくてよいものを作り、長く使うこと。

ですから、なるべく交換可能で空間とも調和する、オリジナル部材を使います。
長く住み続けるには、本物の素材を使って掃除と定期的なメンテナンスをするしかありません。

建替え理由で多いのが室内で使われている新建材の老朽化。
室内のビニールクロスが汚くなった。剥がれてきた。ドアの表面のシートが剥がれてしまった。カラーフロアの接着剤が剥がれて床鳴りがするなど。

それがほぼ同時期に訪れるので、「リフォームするなら、建替えてしまおう」ということになります。
原因は新建材に使われている接着剤の寿命だと考えています。新建材と言われる窓枠やドアの中身は、紙くずや木屑を圧縮した物です。そこにコピー用紙くらいの薄さの塩ビの木目プリントシートを貼って仕上げてあります。たしかに仕上がってしまえば、見た目はきれいで、年数を重ねてもあまり色あせしません。しかし表面を傷つけてしまったり、プリントが剥がれたら終わりです。無垢材のように削って補修するなどということは出来ません。

新建材は、接着剤を大量に使って組み立てられています。特に直接、力が掛かる部分の接着剤は劣化しやすい。日本の住宅寿命が25年程度といわれているのは、新建材に使われている接着剤の寿命と関係がありそうです。無垢材とオリジナル部材は新建材ほど接着剤を使っていませんし、壊れた場合も交換可能なことが多いです。

物事には必ずメリットとデメリットが必ずあるように、自然素材、新建材にもメリットとデメリットがあります。
大手ハウスメーカーさんやローコストビルダーさんは良い所だけをアピールして、デメリットな部分の情報は出さないようです。

ヨシダクラフトでは、できるかぎり自然素材やオリジナル部材のデメリットもお話して、一緒に考えながらバランスポイントを探りたいと思います。メリットとデメリットについては自然素材のページをお読みください。

オリジナル部材で造られた家

オリジナル部材で造られた家

家づくりの考え方自然素材サンプル

自然素材サンプル



4. 白蟻被害を予防する

白蟻は家の耐久性を大きく低下させます。

ヨシダクラフトでは、基礎をシロアリ対策としても有効な「ベタ基礎」としています。
ベタ基礎は不同沈下を防ぐ働きに加え、地面からの湿気を防ぎ、隙間が生じにくい構造であるために、白蟻が土台や柱まで上がって来にくい構造です。

ベタ基礎は、布基礎に比べてシロアリ対策としても非常に有効。防蟻材も人体に悪い影響の少ない青森ヒバ油を使用しています。

土台の種類は、リフォームを多く行っている経験から、PG材(栂材に防腐防虫材を加圧注入したもの)にすることが多いです。

家造りブログや素人が書き込みするようなWEB上のQ&Aコーナーでは、PG材はヒバや檜等に比べて耐久性が劣る材料のように書かれていますが、間違いだと思います。

リフォームの時に水廻りの床下を解体してみると、漏水や湿気等により、ヒバや檜等は腐ったり白蟻に食われていることがあるのに比べてPG材がそのような状態になっているのを今まで見たことがありません。今のところ、耐久性とコストで考えると、PG材ということになります。

PG材はかなり昔から使われている歴史ある材料で、悪い噂を聞かないこと。私自身がPG土台の匂いを嗅いでいて、気持ちが悪くなったという経験がないこと。弊社は床で気密を取る方法なので、薬剤が室内に入ってくる可能性が極めて低く、安全性も高いと考えているので、通常はPG材をオススメします。

また、住宅雑誌等に載っている住まいで、基礎高さを低く抑えているものがあります。庭との関係を近くしたり、外観を低く抑えてデザインを良くする意図だと思います。掲載されている図面を見ると、コンクリートの上に直接木材で下地を組んで、人が入れないような構造になっているものもあります。そのようなお宅で白蟻が出た場合、どのような対処をするのか、大変興味深いですね。床下に入れず、防蟻材を散布できない為、床や壁を壊さなくてはならないでしょう。

白蟻対策は床下に人が入れる構造とすることが基本。床下点検口は、お客様自身ですぐに開けられ、目視検査程度はできるようにしています。点検口は、気密性・断熱性の優れた商品を選びます。洗面室などが一般的ですが、設備配管の経路を考慮して設置しています。

ベタ基礎

ベタ基礎

土台部材PG材

土台部材PG材

ヒバ油

青森ヒバ油散布



5. 屋根に勾配を取り、軒をなるべく出す

屋根の最大の機能は、雨を家の中に入れず、かつ、降った雨をなるべく早く建物の外に出すこと。

切妻、寄せ棟、片流れ等の屋根形状は、機能から決まった形であり、外観デザインを決定付ける重要な要素でもあります。

ですから、屋根を出来るだけ綺麗にかけたいと思っています。

屋根を綺麗にかける為には、破綻のない平面プランが必要になります。

当たり前ですが、施主が作った平面プランどうりに家は設計しませんので了解ください。

ヨシダクラフトでは、日本は雨が多いことを考慮し、屋根に勾配を付けて、軒もなるべく出すようにしています。

こうすることで、屋根も傷みにくく、外壁に雨が掛かりにくくなり、耐久性が維持できる。

軒下の設備類も雨が掛からなければ長持ちします。

軒が出ていれば、雨の日でも窓を開け放しにでき、涼しい空気を取り込める。

また、真夏の暑い日でも、軒下を通った涼しい風を室内に入れられるので、クーラーを付ける回数も減らせます。

軒の出があることの恩恵は、日本人のDNAに組み込まれています。体験すればその良さがわかるのではないでしょうか?

住宅密集地等で、軒が出せない場合は、外壁材は濡れることが続いても劣化しにくい材料にしたいと思っています。

屋根勾配と軒の出が殆どないBOX型のモダンな住宅を設計する方もいらっしゃいますが、雨が多く、雪の少ない

栃木県には適さない形だと思います。

勾配が少ない屋根は、水切れが悪くなり、屋根自体の耐久性を悪くし、軒の出が少ないと外壁が傷みやすい。

屋根勾配と軒の出が少ない家は、栃木の気候に合わず、自然の摂理に反した家といえます。

よく考えれば素人でもわかることですが、新築主体の設計事務所や住宅会社では、家のその後の姿を見る機会が少ないので、

身近な事として考えられないのでしょう。

私は、その後の姿を見る機会が多いので、「屋根には勾配を取り、軒もなるべく出したい」と思います。

完成後15年程経つと、結果が分かってくると思います。軒の出ていない家は外壁等に傷みが出ます。

軒の出た住まい1

軒の出た住まい1

軒の出た住まい2

軒の出た住まい2



6. アフターメンテナンスの内容を説明します

建物が完成して、お引渡しの説明をする時にアフターサービスの内容も明確にしている。
住宅瑕疵担保履行法で定められた保証はもちろん、建具等の無料修理の年数等も記載しています。
家は手入れをしながら使用しないと、長持ちしないことを分かって頂きたいと思います。
アフターメンテナンス写真

アフターメンテナンス