図面の質は依頼先を決める条件になる

住宅の質を一番左右するのが、設計図書(図面)です。見積も施工も図面を元に行われます。
図面の質が高いと、お客さんが見て分かり易いことは勿論、職人も正確な見積金額を算出できコストコントロールも行いやすく、精度の高い施工が出来ます。逆に図面が分かりにくいと、どんぶり勘定の見積になってしまうばかりか、施工品質も悪くなるのは当然の話です。ですから、依頼先を決める前に過去の図面を見せてもらいましょう。使い勝手や住み心地に関わる3種類の図面、展開図・建具図・電気図の有無を確認し、その図面を描いている会社に依頼したほうが良いと思います。

この3種類の図面を描いている会社は以外と少なく、会社の姿勢が表れる図面です。

当社では最初に、要望と今後の生活を充分にお聞きして整理し、敷地の持つ特徴を最大限生かせるようにプランニングします。

基本プランを決めた後の実施図面は、親戚でもある設計協力の枝川設計の大塚氏に依頼しています。

実施図面を元に、私とお客様で打ち合わせを重ねながら詳細を確定していきます。展開図、建具図、電気図等の使い勝手や住み心地に関わる重要な図面をきちんと描いて打ち合わせし、図面を確定してお見積り致します。

模型を造り、実施図面を描いている会社に依頼する

計画された収納
計画された収納
模型
模型で間取り、隣家との関係等を考察
CG
CG

模型を作り、展開図・建具図・電気図等の実施図面を描いている住宅会社は、少ないのが現実です。模型を造らないと、お客さんは勿論、設計者も実際の建物の外観がどうなるのかは理解できていません。立面図だけでは、敷地に対する建物のボリューム感が、ぼんやりとしか分からないのです。

だから、初期提案で模型を造る会社に依頼するべきだと思います。

展開図という室内の東西南北の各面を描いたインテリアの図面も無いと、お客さんは勿論、作り手である設計者・施工者も室内の様子が、実はハッキリ分かりません。

私も展開図が無いと、室内の様子が具体的に分かりません。展開図が無いと、職人も室内の様子が分からないままに家を造ることになるので、当然失敗する可能性が高くなります。

また、建具図は、造作建具(造作ドア)を使って家を造る会社には必須の図面です。建具図が無いと、お客さんと打ち合わせができないばかりか、ドア寸法や金物の仕様が分からないので、建具業者もドアを造れません。

実は、展開図も建具図も描いてない会社が多いので、描いている会社に依頼すべきだと思います。

現場でお客さんと打ち合わせすることを大切にしています

大工と現場打ち合わせ中
大工を交えて打ち合わせ中
詳細図面
詳細図を元に現場打ち合わせ

現場で定期的にお客様とお会いして、図面を元に一緒に確認しながら作業を進めています。現場でお客様と定期的に会い、進捗状況を確認して打ち合わせをする理由は、図面だけでは実際の仕上がりが想像できないからです。

特に大切なのが、コンセントとスイッチの位置を実際に現場で確認すること。電気配線する前、現場でお客様、私、電気業者の3者で立ち会い、電気図を元にコンセントとスイッチの位置を確認します。ですから使い勝手の良いスイッチとコンセント位置が決められます。

また、収納の棚の高さや奥行も図面には描きこんでありますが、現場で確認したほうが間違いはありません。

現場でお客さんと打ち合わせすることを大切にして、愛着の持てる家を造りたいと考えています。現場での施主との打ち合わせは、毎週1回程度行っています。