家と外構を一体で設計する理由

LDK→ウッドデッキ→庭と繋がる

家づくりをしていると、家にばかり意識が行ってしまいますが、外観の雰囲気を大きく左右するのは、外構(エクステリア)です。外構とは、植栽・塀・ウッドデッキなど、建物以外の外部の総称。

道路から家を見た時に、1本の木と板塀があっただけでも、外観の雰囲気は良くなります。

外観の雰囲気はザックリ60%くらいが家、40%くらいが外構によって決まると思います。

以前、当社で家と塀だけを設計施工して、庭はお客様の手配したガーデニング会社が造ったこともありました。

しかし、他社で庭を設計施工されると、自分が目指した外観の雰囲気と違ってしまうので、当社で家と外構(庭)を一体で設計施工することにしました。

ヨシダクラフトでは、家と外構を一体で設計施工することを基本ルールと致します。

新築時に外構工事の予算が無い場合は、完成後に外構工事を行っても良いと思います。

外構設計の要点

玄関アプローチの植栽

できるだけ自然で、手入れが楽な外構・植栽にしたいと考えています。外観の雰囲気を左右する、敷地の入り口から玄関までのアプローチ部分と、LDKと繋がる庭の2箇所に重点を置いて外構設計します。

隣地もよく観察し、隣家の庭を自分の庭として見えるように窓を設けたり、隣家の庭を自分の庭と繋げて、大きなひとつの庭としてみえるようにするなど、借景の手法を使い周辺環境を生かして外構計画致します。

外構工事で使う素材は、ハウスメーカーのような既製品を多用した「無機質な素材」でなく、例えば大工が造るシンプルな板塀と日本的で自然な植栽を組み合わせたような「シンプルで有機的な素材」にしたいと思います。

人目に付かない通路となるような部分は植栽にはせず、雑草の撤去が必要ないように防草シート+砕石等でローコストに施工します。

当社は街中の狭小敷地で家を建てることが多く、外構や植栽をするスペースがほとんど無い場合も多いのですが、木を1本でも植えて頂けると家の雰囲気が良くなるので、賛同頂ける働きかけをしたいと思います。

外構の用途と機能

道路から見ると「家の魅力を引き立てる植栽や板塀」が「外部からの目隠し」にもなる上に、室内から見ると「心落ち着く庭」となる。外構は1つの要素が、様々な用途と機能を持つので、素材選択は勿論、高さや施工範囲も充分配慮して計画致します。特に平屋やベランダを設けない住宅では、洗濯物と布団を干すためにウッドデッキを設けると便利です。

LDKとウッドデッキを繋げると、デッキがLDKの延長となり広がりを感じ、その先に庭があれば、より広がりを感じます。

ウッドデッキには手摺があると布団が干しやすく、目隠しにもなります。ウッドデッキの樹種については、雨がかりになる時は、ハードウッドのウリン材等を使うなど、なるべく耐久性の高い木材を使用します。