image5

「普遍的な外観で、長く快適に、省コストで暮らせる家」が良い家だと考えています。

「家づくりの考え方」では、私が考える良い家を実現させる具体策を13項目書きました。

 

栃木の気候風土と高性能住宅に合った普遍的な外観

外観の印象を決める大きな要素は屋根の形と外構です。シンプルで美しい屋根を架けて、栃木県の気候風土と高性能住宅に合った普遍的な外観にしたいと思います。

雷雨の多い栃木県の気候風土を考えると、キチンと勾配の付いた屋根を架けて、水キレを良くするのが必須です。山や谷が多い複雑な屋根でなく、シンプルで美しい勾配屋根は、建物の耐久性を向上させます。

屋根勾配のほとんど無いBOX型のフラットルーフ住宅は水キレが悪く、屋根や外壁が傷みやすい屋根形状です。そういう家は造らないほうが良いでしょう。

また、家づくりをしていると、家にばかり意識が行ってしまいますが、外観の雰囲気を大きく左右するのは、外構(エクステリア)だと思います。初期プランから外構まで提案し、外構まで施工したいと考えています。

 

長期使用できる建材を使う

長持ちする家の条件として、すぐに廃盤になってしまう既製品の新建材、例えば木目調シート建具と合板フロアは、使わないことが大切です。新建材は見た目がチープな上に、廃盤になった建材は、部品交換ができない可能性が高い。そのため、壊れていない部分も大きく壊してリフォームするしかないので、合理的ではありません。

それに対して、地域の大工や建具職人が造った建材は基本的に廃盤になることが無く、修理が効いて長く使えるので、造作建具にすることは最低条件です。

造作建具と無垢フローリングを使うと、ハウスメーカーが使う木目調シート建具と合板フロアにならないので、インテリアの統一感も出ます。

 

熱損失計算プログラムを使い断熱性能を数値で確認

快適で健康に過ごすには、冬に暖かく過ごせる高断熱高気密の技術を当然のものとして、温暖地の栃木県宇都宮市でも、断熱性能を表すQ値は1.35以下、隙間相当面積C値は1以下が必要だと考えます(経験値)。

付加断熱(W断熱)のすすめも書きました。

高断熱高気密もピンキリです。暖かいと言われて造った家が、実際住んで寒かったら悲惨なので、契約前に設計者にQ値とC値の確認してください。熱損失計算プログラムを使い断熱性能を数値で確認し、正確に施工しないと本当に快適で省エネとなる高性能住宅は造れません。

各部屋の温度差が少ない暖かい家は快適で、ヒートショックと呼ばれる心臓や脳疾患の可能性を低減できる住まいです。また家全体が暖かいので、家の隅々まで広く使うことが可能となりますから、小さな家でも広く使えることもメリットです。寒い家だと暖房の付いた部屋しか頻繁には使えません。

 

小さな家で大きく暮らせる設計手法

必要最小限の小さな家は、ランニングコストを小さくできるだけでなく、メンテナンスコストも安くできるので、トータルで省コストに暮らせる住まいです。

小さな家は、壁や屋根の面積も小さくなるので、10年~15年に1度訪れるリフォーム代金が少なく出来るのも良いのです。

冬暖かい温度の快適性だけでなく、「家事を楽にできる家」や「片付く収納」など、間取りや収納の工夫で家事を効率的に出来ることも考えます。

 

13項目と少し長くなりますが、読んで頂けると当社の考え方が分かると思います。