パッシブデザイン, リフォーム, 高断熱高気密省エネ住宅.

白川由美出典

 

「ヒートショック」と「住宅」は密接な関係があります

女優の白川由美さんが風呂場で急死され、死因は「心不全」と特定されました。最近とても元気で、体調も良かったとのことです。元気だった方が風呂場で急死ということで、住宅屋の私は、「お亡くなりになった原因はヒートショック?!」と思った次第です。

 

所轄の警察署関係者によると、14日夕方に白川さんが自宅の風呂場で倒れているのを家人が発見した。すぐに119番に通報したが、すでに心肺停止の状態で病院に搬送されたという。事件性はないが突然死のため、監察医が死因を調べ、一夜明けた15日になって心不全と特定された。

 

周囲によると、ここ最近はとても元気で、体調不良を訴えることもなく、通院などもしていなかったという。近所の人も「いつも、明るくあいさつをしてくれる人でした」と話し、突然の訃報に驚いていた。

 

出典

 

元気だった方が入浴中突然死→ヒートショックの可能性大
ヒートショック

 

住宅建築を仕事にしている人間にとって、元気で持病も無い方が、お風呂で突然死をしたと聞くと、死因は「ヒートショック」を連想します。そして断熱性の低い住宅にお住まいだったのかもしれないと想像し、「またか!」と思います。後述しますが、ヒートショックの死亡者数は、交通死亡事故者数の約4倍と言われています。ヒートショックが原因で亡くなったり、寝たきりになる方は多いのです。

 

例えば、普通の家(断熱性能の低い寒い家)だと、リビングとお風呂場の室温はかなり違います。寒い家の場合、宇都宮でも冬の時期には、リビングと脱衣室では、15度近く温度差があるのではないでしょうか?

 

ヒートショックとは

「ヒートショック」とは、家の中での急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。暖かいリビングから、寒い脱衣室とお風呂場へ行き、また暖かい湯船に入ると急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。これがヒートショックです。

 

ヒートショックは室温が低い部屋で起きやすいので、お風呂場以外だと、トイレや脱衣室等で起きやすいです。

 

ヒートショックで亡くなる方は交通死亡事故者数の約4倍

入浴中の心肺機能停止者数

2013年の日本の交通事故死亡者数が4373人、対してヒートショックにより年間1万7000人が入浴中に脳梗塞や心筋梗塞になり亡くなっている。交通死亡事故者数の約4倍の人が家の中で亡くなっています。ただ、白川さんが無くなったのは6月です。上記の入浴中の心肺機能停止者数には6月でも約200件の事例がありますが、6月という暖かい季節なので、住まいの寒さが原因になった可能性は少ないと思います。何らかの理由で、浴室で心不全になられたのだと思います。

 

海外と比較しても、日本は浴室で亡くなっている方は多すぎ!
浴室での死者数比較

 

海外の国と比較しても、日本は、浴室での死亡者数(ヒートショックによるものと思われる)は、多すぎます。これは住まいの断熱性能の低さが影響していると思います。そして、日本人の約半分が「ヒートショック」という言葉を知らないという事実も驚きなので、ブログを書きました。

 

日本人の半分がヒートショックという言葉自体を知らないのでビックリしたという話

 

ヒートショックは家の断熱性を高めることで、少なく出来る

高断熱高気密住宅にして家全体の温度差を少なくすると、ヒートショックになる可能性は低くなります。新築時は、もちろんリフォーム時にも断熱性能を上げることが病気しにくいことにつながります。

 

断熱リフォームをする部屋の優先順位

 

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