家具・収納, 建築いろいろ, 高断熱高気密省エネ住宅.

旭山動物園シロクマ

出典http://civil-kokusho.co.jp/gallery.html

 

旭川は旭山動物園だけじゃなく、高性能住宅と北欧家具の街でもあったという話を展開したいと思います。

 

3/18~19新住協北海道地区大会@旭川に参加した目的は、付加断熱と呼ばれている200㎜、300㎜という厚い壁の断熱材が施工された住まいの視察と事例発表を聞くことであった。

 

3/18(金) 13時半。宿泊した扇松園隣の旭川パークホテルに集合して、4軒の完成現場見学。17時に見学完了。全て完成現場であった為工事中の現場が見学できなくて残念だったが、寒い北海道でも室内温度差を感じない快適な環境が実現されていた。

 

「住まいは冬を旨とすべし」に改正だ
北海道旭川市

出典https://www.hakonavi.ne.jp/howto/hokkaido_map.html

 

住宅業界人でさえ、北海道の住宅は、窓が小さく閉鎖的だと考えている人が居ると思うが、実際は全く逆。見学した住宅の南側の窓は大きく取られ太陽光だけで室内が暖かい。断熱性が高いので室内の間仕切り壁も最小限の開放的な間取りである。壁は付加断熱を入れて200㎜以上であり、サッシも樹脂トリプルガラス(3枚ガラス)か木製トリプルガラスである。

 

木造住宅の高性能化(高断熱高気密化)では、北海道発祥の技術がほとんどで、南方の九州沖縄から生まれた技術の話は聞いたことが無い。日本の住宅業界も、北海道の住宅ばかりを学んでいる。

 

断熱性能の高い、冬暖かい住宅に住んで居るとヒートショックが少なく、健康に暮らせる可能性が高いというデータも出てきているので、住まいは夏を旨とすべし(徒然草)でなく、住まいは冬を旨とすべしに改正する必要がある。「住まいは夏を旨とすべし」の根拠も不明だし。

 

住宅の断熱性能の健康に関しては以前ブログを書きました。

住宅が健康に与える影響が分かるデータ5選。自然素材と睡眠の関係データも必見です。

 

北海道旭川市は最先端高性能住宅の街

その後、ホテルで宴会。隣になった登別市の工務店社長に聞いたところ、旭川市は北海道で最も寒く多雪な、気候条件の厳しい地域。まさに極北!なので、住宅の断熱技術も北海道の中で、もっとも先進的な地域だという話であった。

 

話を聞くと、北海道の住宅業者にとっても旭川市の先進的工務店が造る高性能住宅は抜きん出ているという。高性能化は、気候の厳しさから由来している。

 

旭川気候

 

北海道で最先端だということは、日本の最先端高性能住宅の土地である。新住協の中でも旭川支部の会員は最先端であり、よって北海道地区大会も旭川開催ということになったようだ。旭川市は人口34万人と、札幌市191万人に次ぐ北海道2番目に人口の多い土地である。

 

旭川市には北方建築総合研究所がある

また、旭川市には北方建築総合研究所(通称:北総研)がある。高性能住宅を造っている工務店、設計事務所のWEBや雑誌を見ていると、時々登場する施設名なので、北海道に住んで居なくても、名前くらいは知っていた。

 

北総研の沿革を見ると昭和30年に北海道立寒地建築研究所が設置されているから、60年以上の歴史ある施設である。多雪寒冷で人口が多い極北の都市という理由で旭川市に設置されたのかもしれない。

 

北方建築総合研究所 (北総研) は、積雪・寒冷地域における建築・住まい・地域づくりを研究領域として、その前身となる道立寒地建築研究所が設立されて以来、調査研究とその成果の普及に努め、北海道の住環境の向上や、住宅・建築関連産業の発展を支えてきました。

 

これからも、北総研は北海道立総合研究機構(道総研)の一員として、北海道が直面する様々な課題解決のため、建築・住まい・地域づくり分野を中心とした研究を内外と連携協力して進め、その成果を道民の皆様に還元することで、持続可能な北海道の実現に貢献していきます。北総研WEB

 

北総研があることも、北海道旭川の住宅が高性能住宅の分野で最先端な理由の1つだろう。

 

旭川市は家具の産地でもあった
織田コレ

先日のブログでもチラッと書いたが、旭川は家具の産地でもある。各業者さんのWEBを見ると、特にシンプルモダンな北欧家具に倣って家具づくりしているようです。

 

旭川には織田コレクションがあります。1990年代からやってるので歴史があります。

 

世界が注目する「織田コレクション」。

私たち織田コレクション協力会では、「織田コレクション」が家具のまち「旭川」にある意義を十分に生かし、多くの方に知っていただくことにより、家具業界はじめ地域の産業・文化の発展に寄与することを目的に活動をしております。

生活を豊かにする「美しいもの」に、是非、みなさんも触れてみませんか?

 

織田コレクション協力会は、それら織田氏の所蔵品を受託管理し、多くの人々に広く知っていただくことにより、家具業界をはじめ地域の産業・文化の発展に寄与することを目的に1991年に有志により設立されました。出典:織田コレクション

 

有名な家具コレクター&研究者である織田憲嗣氏(おだのりつぐ東海大学名誉教授)の家具を受託管理しているようです。北欧家具と日本の住宅はとても相性が良く、北欧家具の好きな住宅業界人は多いのです。

 

織田コレ見たい。

 

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