建築いろいろ.

口にくわえる
現場監督に一番使われている文房具はコレ

住宅建築、リフォーム、リノベーションの現場で、現場監督に一番使われている文房具はコレだと思います。使い方は、建築物の下地、例えば壁の中の柱とか床のフローリング下地に職人に対しての指示や連絡事項を書くこと。現場監督や設計者が自分の考えを直接現場の壁や床の下地に描きます。

 

現場監督は、常に職人と一緒に現場に居るわけではないので、建物自体に「文章」や「絵」や「線(ライン)」で、職人に対して、指示や連絡事項を書く必要があるのです。口頭で説明するより分かりやすく、職人も作業が早くなります。実は、図面が細かく難しくなるほど、職人は図面を見なくなるので、監督は下地にお絵かきする回数は増えます。特に今年の夏のように暑いと、現場には当然クーラーは入っていないので、15分居るだけでパンツまで、ビッチョリの汗です。そんな蒸し風呂状態で細かい図面は見たくなくなるのは、仕方がないことかもしれません。

 

そこで大活躍するのが、ゼブラのハイマッキーです。ゼブラハイマッキ―

 

 

現場監督は現場の壁にお絵かきします
現場墨だし

写真のように「棚を付けるから下地をいれておいて」とか墨壺(すみつぼ)で、下地に線を一本描いて、「仕上がりはこの線から300㎜」とか書きます。直接下地にハイマッキーで書けない場合は、養生テープを貼った上に書いたりします。木にもコンクリートにも描けますから、木造住宅の現場でも、鉄筋コンクリート造の現場でも一番多く使われているのではないかと思います。

 

返り墨出典 返り墨

 

ゼブラのハイマッキーは、現場と家庭の定番

ゼブラのハイマッキーは、大型ホームセンターのレジ廻りでも、陳列率が高い。多分、他業界でも「現場」と言われている場所でもゼブラのハイマッキーは使用率が高いように思います。私は住宅業界しか知らないので、想像が難しいですが、例えば本屋さんの店員がポップを描くとか・・・。魚屋さんが段ボールに魚の名前描くとか。また、必ず家庭にも1本はあるでしょう。

 

ゼブラのハイマッキ―の隠れた良さは口にくわえやすい形状

 

使い易さの秘密は、1本で太字と細字が描けること。また、両手が塞がっていても、ゼブラのハイマッキーは、口にくわえやすいので、現場で使えるのです。両手で寸法を測ったりして、口にくわえたハイマッキーで描くみたいな感じです。以外と、これが便利だと思って使っている現場監督は多いんじゃないでしょうか?

ハイマッキ―私物

私物のハイマッキー。口にくわえているので一月もしないのにボロボロ。3色ボールペン、無印シャーペン、マンダラ手帳必携

 

ハイマッキ―のライバルは寺西化学のマジックだった
寺西化学マジック

写真出典 寺西化学 マジック

先日、WBSのロングセラー研究所というコーナーで、ゼブラのハイマッキーが取り上げられていました。ハイマッキ―の発売前は、寺西化学のマジックが市場で強く、後から参入するのが難しかったようです。ライバルに対抗するため太字と細字を1本化。太字と細字の兼用が一目で分かる形を考案。

 

ところが満を持して開発した商品を油性ペンは(寺西化学の)マジックがあるからと、文房具店が店に置いてくれなかった。しかし80年代に入ると文房具店に代わりコンビニが台頭。太字と細字を兼ねるペンは1ヵ所のスペースで販売できるコンビニから歓迎され販売を伸ばしていった。今後は海外への販売を伸ばし世界のハイマッキーを目指すようです。

 

寺西化学のマジックは、サッパリ見なくなりました。これじゃ口にくわえられないし、ポケットにも入れにくいもんね。

 

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