建築いろいろ, 美容室TROOP店舗併用3階建て(宇都宮市).

木造3階建て足場

赤丸まで昇り下を見た。ガクブル。

 

施工中の美容室併用住宅の「先行足場」が組みあがり、明日から「建て方」です。木造3階建て住宅なので、足場も高い。写真を見て頂くと、隣の2階建て住宅より、かなり高いことが分かります。

 

足場の上、高くて震えた

写真赤丸の足場最上段から下を見る。怖くて足が揃えられない。

 

写真赤丸の、足場の一番上まで昇って、下を見下ろして写真を撮りました。写真じゃわかりませんがワタクシ、完全にガクブルです。私は、高いところが苦手なのですが、私のご先祖様は、鳶土工事業(とびどこうじぎょう)でした。鳶土工事業とは、足場を組んだり、建て方をしたり、基礎を造ったりする仕事です。当社は、少し変わっていて、高度経済成長期前後には、工場の煙突を造ったり、ガソリンスタンドを造ったりしていたようです。

 

高い現場で思い出すのは、サラリーマン時代。東京四谷のブランジェ浅野屋さん(有名なパン屋さん)前で、9階建ての鉄骨オフィスビルの現場監督をしていた時。毎朝、現場に行きたくありませんでした。足場に登ると高すぎて「めまい」がしていたのです。だから、スカイツリーとか全く登りたいと思いません。

 

今日のブログは、鳶のご先祖様&高い現場で活躍する鳶職人に敬意を表して、主に木造住宅建築業界の鳶土工事業の現在について書きたいと思います。

 

鳶鳶写真出典

 

まずは専門用語の解説。「建て方」と「先行足場」について

最初に書いた専門用語を説明しておきます。木造住宅の「建て方(たてかた)」とは、柱や梁等の木材等をクレーンを使って現場で組み立てる作業です。「先行足場(せんこうあしば)」とは、建て方を行う前に足場を組んでおいて、建て方をするときに墜落落下災害を防止する目的で行われています。「足場先行工法に関するガイドライン」が平成8年に厚生労働省で策定され、これに基づき足場先行工法の普及が図られてきました。下記PDFを見ると、先行足場が普及し始めた平成8年から、墜落落下災害が大きく減少していることが分かります。逆に考えると、足場も無しで建て方するなんて、自殺行為だと思います。

 

足場先行工法に関するガイドラインPDF

 

戸建木造住宅に係わる鳶は、2業種

当社で、鳶土工事業を行っていたときは、足場の設置と基礎工事を主な仕事としていました。現在、木造住宅の現場では、職業は細かく専門家されており、足場と基礎は別の業者となっていることが多いです。まずは、足場を組み立てる足場鳶。20歳台の若者が多いです。自分紹介は「足場屋です」と言います。分かりやすく、自分の仕事を表現しているのだと思います。「鳶です」と自己紹介されても、一般の方は、鳶職といっても何を行う人なのか分からず、「何となく、建築関係なのね」という反応でしょう。基礎工事業者も鳶と名乗る方が多いです。特に代々、基礎工事を家業にしている会社は、社名に○○鳶工業と入っている業者さんが多いです。

 

その他の鳶職として

鉄骨鳶

鉄骨構造の建築物において、鉄工所、FABなどで製作された柱や梁になる鋼材をクレーンなどで吊り上げて組み立てる(建て方・建て込みとも呼ばれる)鳶。

 

重量鳶

土木では橋梁の現場で主桁架設を行う。また、建物内部の重量物(大型機械など)の据付(設置)を行うのも重量鳶である。足場・鉄骨鳶に比べて専門性が高く、プラント・空調給排水設備・電気設備工事の一部を重量鳶が仕事する場合も多い。

ウィキペディアより

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それにしても高いところは苦手。めまいがしそうになります。ヒッチコックのめまいは名作です。

 

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