2015-06-16
住宅設計

旦那が「座りション」できないお宅のトイレは、板貼り壁がおススメ!

立ちション禁止

 

男性の皆さんは、自宅トイレで小便する時、「座って派てすか?」それとも「立って派ですか?」6年前のTOTOのアンケートでは、男性の3割が座って小便をする「座りション」派でしたが、掃除が楽になることから、奥様から「座りション」を要望され、現在は、ますます「座りション」に拍車が掛かっていると思われます。

 

しかし、小便に行く回数の多い頻尿気味な男性は、毎回座ってするのは、ツライかもしれません。そこで、私が提案している、立ちション派男性と家族にやさしい、掃除しやすい壁材と実例を教えます。まずは、トイレメーカーの発表しているデータから実態を見てみましょう。

 

【驚愕事実】自宅で立ちション派の男性はトイレ掃除していない実態が判明

 

まずは、興味深い以下の2つグラフを見てください。

 

座りション派

座りション派男性はトイレ掃除していることがわかるグラフ

 

上のグラフは、座って派男性へのアンケートで、「掃除が楽になるから」「尿が飛び散らないから」という明確な理由で「座りション派」になっています。自分でトイレ掃除をしている旦那であり、尿を飛び散らかしたくないのがわかります。

 

一方、「立って小便派」の男性は、「掃除が楽になるから」「尿が飛び散らないから」という回答は、なんとゼロ!パッカー――ン!

立ちション派男性

立ちション派男性は、トイレ掃除してないことがわかるグラフ

 

TOTOグラフ出典

 

こりゃ、ビックリしました。自宅で立って小便している男性の多くは、トイレ掃除をしていないことが判明です。優しい奥様で旦那に座って小便してくれと言わないのかもしれません。または、亭主関白で奥様ばかりトイレ掃除をしているのかもしれません。はたまた、家庭崩壊していて会話ゼロなので旦那はトイレ掃除してないのかもしれません。とにかく、立ちション派の男性はトイレ掃除をしていないことが判明です。これはビックリ事実でした。

 

旦那にトイレ掃除をさせるとトイレが綺麗になる可能性大

 

立って派の旦那を持つ奥様は、旦那様にトイレ掃除をさせると、座りション派になる可能性があり、トイレが綺麗になるでしょう。驚愕の事実が明らかになったところで、次に座りション派と立ちション派の割合を見てみましょう。

 

 

現在、男性の半数が「座りション」になっていると思われます

パナソニック電工の2007年の調査では、男性の半数以上が座りションしていることになっています。調査対象は、関東・関西在住の30歳代~50歳代の夫婦。奥様にも聞いているので、半数以上が「旦那は座ってしている」と思っています。しかし、実際、いつも座って小便している旦那は、3割程度でした。掃除をしている女性は、トイレをきれいに使ってもらいたいために、男性に「座って」とお願いしているようです。

パナソニック電工トイレアンケート

座りション派が5割を超えているが実態は3割でした

 

パナソニック電工グラフ出典

 

 

一方、TOTOの2009年の調査では、3割以上が座りションしていると答えています。見事にTOTOとパナソニック電工の座りション派が3割で一致しました。TOTOの調査対象は、20代~60代の男性500名に対して行われていますから、実態に近い数値かと思います。TOTOトイレアンケート

TOTOグラフ出典

 

2009年で座りション派が、3割以上ですから、6年後の今年2015年は、座りション派は増えて5割を超えているのではないかと思います。

 

 

自分でトイレ掃除している頻尿立ちション派はどうすれば良いのか?

次は、私のような自分でトイレ掃除している立ちション派についてです。私はトイレ掃除するので、座りションしたほうが汚れないのは分かっています。私も座りションしたいのですが、1日10回以上トイレに行く頻尿派あり、股関節が固い派なので、なかなか座って小便が出来ないのです。なんでも「派」をつけるのはどうかと思いますが、今回は分かりやすいのでこれで行きます。一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿というようです。ss_house尿飛び跳ね対策トイレ

 

そんな、「しょうがなく立ちション派」の方や「掃除をしないどうしても立ちション派」の方には、トイレの壁を板張りにすることをおススメします。多少オシッコが掛かっても水拭きできます。板貼りにすると、トイレの中も無機質な感じでなく、かつ掃除もしやすいので、立ちション派の旦那様を持つ奥様にも好評です。できれば、床から1.5mの高さまで板張りにすると打点の高い男性のオシッコも壁に当りません。掃除が楽だと奥様にも好評で、当社は板張り壁トイレが多いです。

 

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吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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