SI-house(宇都宮市), 高断熱高気密省エネ住宅.

SI-house模型1

南西より模型を見る

 

 

宇都宮市の中心市街地に建つ予定の大屋根が印象的な家族3人の住まいです。整理した要素は、1階で全ての生活が出来るようにすること。2匹の猫と大型バイク3台と多くの本を適切に配置すること。同じ3人暮らしのMI-houseの面積と機能を参考に、バイクガレージを抜かして28坪くらいの大きさなるように計画しました。

 

SI-house模型3

北東より模型を見る。デッキが東面。

 

 

敷地は、西と東に道路のある47坪。東側道路は田川に面した遊歩道的道路です。南北隣地に4階建てのビルが建つ文字通り「ビルの谷間」で、南北からの採光は、ほぼ望めません。長時間過ごすLDKを東に面させ、上部を吹抜けとして、明るく通風も確保できるLDKとしています。

 

2階は、4.5帖の個室と吹抜けのキャットウォークと本棚だけ。建築業界では、点検や作業のために、高い位置に設けられた狭い通路や足場のことをキャットウォークと言いますが、この住宅のキャットウォークは、ちゃんと猫も歩くキャットウォークです。猫が吹抜けを1階から2階へどのように移動するか考えています。東面2階の開口部には、猫が外を見る物見台も付け、猫が室内を自由に移動できるような仕掛けを考えています。(猫は外を見るのが好きだそうです)

 

SI-house模型2

南面より模型を見る。

 

3台の大型バイクが納まるバイクガレージは、計画前は既製品のイナバガレージ等を考えていましたが、敷地面積と要望を考えると、ガレージを独立させるのは無理だという事が分かりました。イナバガレージを置くと、ガレージと建物の間に人が通れるくらいのスペースが必要なので、建物と一体化されたガレージよりも面積が大きくなるのです。車も普通乗用車が2台あり、老後も考えて1階でほぼ全ての生活が出来るプランとなると、敷地の殆どが部屋と車で埋ってしまい、バイクガレージが建物の1部分になるインナーガレージとするしかなくなりました。そのほうがこの敷地には自然でした。

SI-house模型4

東面上空より模型を見る。南北をビルに囲まれた、文字通り「ビルの谷間」だという事が分かる。

 

 

その他の特徴は引き戸を多用し、狭い室内でも空間を有効に使えるようにすること。また収納をたくさん設けて、片付く室内を実現すること。本棚も3箇所に設けて蔵書に対応しています。そのプランに大屋根を架けて、シンプルかつ印象的に見えるようにしています。軒の一番低い部分は、2.2Mくらいなので、西側道路から見ると、伸びやかな平屋のような印象の住まいになることを期待しています。基本プランが決定し実施設計を開始します。

 


 

延床面積 123.43㎡ (37.27坪)

ガレージ以外の面積92.33㎡(27.87坪)

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