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安部譲二さんのホームページはおもしろいですね。
安部さんの人を見るときの視点がすきです。
ちょうど、安部さんの1冊目の本。「塀の中の懲りない面々」が出た年に、大学に入学しました。たしかそうです。
 前の年は、東京に出てで浪人していましたが、3畳下宿の隣がベニア板を1枚隔てて便所。トイレの音と匂いと、生まれて初めて勉強らしきもの、をしたストレスから、神経過敏になり実質3~4ヶ月くらいしか勉強できませんでした。
東洋大学のみ、かろうじて合格。
 しかし入学してからも、何となく面白くない。
 トイレ事件もなく、ちゃんと1年間勉強できていたら、せめて六大学くらいは、入れていたはずだと、仮面浪人して、翌年に大学を受けなおしました。結果は不合格。
 たまに大学に行くと、みんな楽しそうで、そわそわしてしまい、集中できなかったですね。この一年間は、同級生ともほとんど、しゃべりませんでした。昼間、たまに学校に行く時の東武東上線は何となく寂しくて、イヤでした。
 今と違って、学歴社会なんて言われていましたから、何で、やればできる俺が、バカ大学に行かなきゃならないんだと思ってました。今は自営業をしてますし、世の中かわりましたから、学歴なんて関係ないのがよくわかります。
 今は、何処の大学を受けなおしたのかも忘れましたが、当時は、不合格になったのがショックで、ワンルームアパートの壁に思い切りヘッドバットして、隣の住人が怒鳴り込んできて、喧嘩になったのを思い出します。
 今考えると、挫折にもならない、プチ挫折くらいです。その時に、部屋にこもって、よく読んでいたのが安部さんの本でした。慶応高校除籍→ヤクザ→日航スチュワード→流行のレストランオーナー→ボクシング解説者→ヤクザ→流行作家という経歴に少し勇気をもらって、俺も来年から頑張ろうと思っていました。
 安部さんの文章の師匠は、山本夏彦さんです。週間新潮のコラムもたまに読んでいました。後に、広告の原稿運びのバイトをやっていた時に、室内編集部にも何度か伺いましたが、会えませんでした。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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