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先日の日記に書いた、以前務めていた会社の同期、曽山くんと電話で話しました。雑誌に載ってたね、ということで。
 前の会社は、建築家の物件を多く手掛けています。きちんと施工図、詳細図、
納まり図を描いて、現場管理できる会社は少なく、10年以上前は、東京で建築家が発注する物件をやれるのは、3社程度でした。ほぼ独占状態。
 今は、施工図と現場管理をきっちりやれる会社が増えてきて、合い見積もり、
叩きあいに近い状態のようです。まあ、それでも、施工能力に差はあるんですが、その差も値引きには負けるんですね。
 エンドユーザー(お客さん)が求めている価値は、第一に建築家の持っているデザイン性ですから、デザインを自社供給できない会社は、値引きの対象のになってしまいます。
 ここでいう建築家とは、自称建築家でなくて、次の物件が多くの人から期待されている、ちゃんとした建築家ですね。陶芸家、書道家、作家とか、〇〇家と名前の付く職業がたくさんありますが、今、一番数が多いのが、建築家かもしれません。次の物件が期待されているのはごくわずかな人達ですから、殆どが自称建築家ですね。
 ここで、コラボレーションとかいって、建築家と組んだり、フランチャイズに加盟しても、エンドユーザーから見た価値の核心部分が自分の所以外にあるから、長続きしません。廻りをみても、自分に置き換えても、プチ成功は、続いて5年前後でしょう。
私は住宅建築業界しか知りませんが、他の業界も一緒のようです。簡単に手に入った成功は、ダメになるのも早いものです。個人、社長、会社の能力を高めていかないと、プチ成功しても、ある時点で、やっぱり自分でやらなければならない時が来たり、方向転換しなくてはなりません。
人まかせ、他の団体まかせでは、会社の経営はうまくいかないということですね。
私も、3月末日で所属していた団体を辞めます。先日、退会手続き完了。エンドユーザーが価値を感じていたのは、その団体が供給する工法の価値、また、取りたいお客さんが各社違うのに、共同広告してもお金の無駄。それを加盟する工務店皆の前で発言したので、私は、すがすがしい孤立感がありました。この指とまれ式でないと、これからの時代ダメですから。
エンドユーザーが求めている価値を、自社供給できない会社、人はこれからの時代
必要ないということでしょう。
デザイン性の高い普遍的な住まいを設計施工できる工務店として、これから価値づくりをしっかり、していかなくてはなりません。
話は、変わりますが、住宅業界では、建材メーカーが直接エンドユーザーをお客さんにするという動きが活発になるようです。私が勝負するのは、別の土俵なので、どんどんやってほしいですね。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

  1. 紅春1970

    そんな感じですね!
    自称建築家と競輪プロはやたら多いですね
    政治家も政治屋と改名しないといけないですね
    大久保利通のような人を政治家と呼ぶんです。
    あ、今日空いてます??

    返信
  2. 工務点

    紅春1970さん
    >そんな感じですね!
    >自称建築家と競輪プロはやたら多いですね
    >政治家も政治屋と改名しないといけないですね
    >大久保利通のような人を政治家と呼ぶんです。
    >あ、今日空いてます??

    返信
  3. 【松 本】

    かっこいいですねえ
    その団体がどのようなものか詳しくはわかりませんが、まあ、想像は付きます。
    エンドユーザーにとっては、お店が何に加盟しているかではなく、自分にとって何をしてくれるかが大事なのでしょうけど、そういう感覚は下手な団体に属しているとわからないでしょうね
    共同広告を出す価値、私にも全くわかりません。
    このあたり、私の業界でも一緒ですね。
    私もこの商売を始めるときに、業種は違うのですが、同じような個人経営をしている人から、「まずは、地元の有力者に顔を売って、紹介をもらえるようにしなさい」、とアドバイスされました・・・
    今は、それを全く無視して、何も困ってません(笑)
    この指止まれ この感覚大事ですね
    ではまたきます

    返信
  4. 工務点

    【松 本】さん
    >このあたり、私の業界でも一緒ですね。
    >私もこの商売を始めるときに、業種は違うのですが、同じような個人経営をしている人から、「まずは、地元の有力者に顔を売って、紹介をもらえるようにしなさい」、とアドバイスされました・・・
    >今は、それを全く無視して、何も困ってません(笑)
    松本さん、こんにちは。お元気ですか?
    地元の有力者に紹介なんとかというのは、jc的ですね。私も去年まで所属していたので何ともいえませんが。
    どの業界でも、ホントに大事な核心部は同じですね。

    返信

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