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梅田望夫さんのブログを読んでいたら、とても気になる文章があった。
棋士の羽生さんと二宮清純さんの本の中で羽生さんが話したことの抜粋らしい。
勝手に以下抜粋。
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※これは、産業の世界で言う「コモディティ化」の議論そのものである。羽生のいまのところの結論は、厳しいながら、権利のない世界のほうが進歩が進む、だから(進歩を最優先事項とするなら)情報の共有は避けられない、そういう新しい世界では、一見モノマネをして安直に生きるほうが正しいかのようにも見えるのだが、無駄なようでも創造性を生もうとする営みを続ける以外、長期的には生き残るすべはない、ということのようである。
この言葉は重いと思う。
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殆どの物が無料で手に入り、マネのしやすいウェブ時代には、無駄なようでも創造性を生もうとする営みを続ける以外、長期的には生き残るすべはない。ということだと思います。
「無駄なようでも」の部分に勇気付けられて、「長期的には生き残るすべはない」に共感しました。なんとなくわかっていたが、分かりやすく言葉にできませんでした。
私は住宅の設計施工を生業としているいわゆる工務店。その経営者。
創造性を生もうとする営みは、変わった家を造ることではありません。
それは、アトリエ系の前衛的な設計事務所にお任せしたい。
うちの場合、普遍的な長く使える住宅を目指している。創造性の意味は、自分の好きなことで他の同業者がやっていない普遍性のあるものと勝手に決め付けたい。うちの場合の創造性は、部材がつくれることだ。同業者の殆どは造っていない。既製品を使っている。部材とはドアやキッチンなど。つくるといっても、実際作るのは職人だが。そこを量稽古して鍛えないと長期的には生き残るすべはないということ。
他の部分の創造性は、他で出来ない、人との良好な関係だったり、営業の方法だったりするのだろう。
「長期的には生き残るすべはない」という言葉で連想したのは、住宅業界だとローコストビルダー。うちは競合しないから関係ないけど。10年くらいで潰れて、また新しい業者が出来てくる。そのサイクルが早くなる気がします。ローコストビルダーで長く生き残っている会社は実はローコストじゃない。やっぱり創造的なところを目指してないから、長期的には生き残るすべはないのだろう。あとは創造的なところを目指してないのは、公共工事に入札する業者さんか?知らないけど。
写真は梅田さんの本。「ウェブ時代をゆく」。ウェブ時代の生き方、働き方がご自身の経験を踏まえて書かれています。私は好きなことを仕事にしたいと思っているので、必読だと直感。分かりやすい文章ですが、中身が濃くて、1回読んだだけでは、理解できない本です。
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