建築いろいろ.

昨日は、午後から佐野市にて講演会に参加した。
演目「環境首都フライブルクのまちづくり」
講演者はドイツフライブルク市在住の環境ジャーナリスト 村上敦さん。
コーディネイター? はエコロジーオンライン代表の上岡裕さん。
googleで「エコロジー」で検索すると、SEO対策などせずに実力で第一位。
そして企画、集客は、我らがオストコーポレーション北関東の吉田さん
クラブヴォーバン
村上さんの講演内容は、環境問題の現状と今後
日本とドイツの街づくりの違い、日本とドイツの家造りの違い。
開始してからすぐ、来て良かったと思いましたね。
話しの内容がとても分かりやすく的確。
仕事に直結していて、聴きたかった話題。
ドイツの家の仕様が、今勉強中の自立循環型住宅とほほ゛ぴったり。
地域特性(自然のもの)を取り入れながら、住みやすくする
というのは、世界共通なのだろう。
村上さんは、日本ではゼネコンに勤務し、
フライブルク市では市役所の建設課勤務の経験から
日本とドイツの家造りのディティールまでかなり詳しい。
聴衆は、工務店と設計事務所の代表者だから
家づくりについて的はずれだと、テンションが下がってしまう。
環境問題、街づくりと家造り両方に詳しく
日本とドイツのそれぞれにも詳しいジャーナリスト。
かつ、話が分かりやすい。
今後全ての物づくりは
インサイトやプリウスに代表されるように
「環境」という視点を前面に出していかないと商売にならないし、そうあるべき。
少し前は、「環境では商売にならなかった」が
今は「環境でしか商売にならない」時代。
少しの間で完全に変わった。
環境=省エネの意味合いが強い。
街づくりの話は、ドイツフライブルク市の
ヴォーバン住宅地が最先端の環境の街
ということでその街を実例に話を聴いた。
ヴォーバンは新興住宅地で共同住宅の文化だが、
集まって住むコンパクトシティという考え方
は私の住む宇都宮にも当てはまる。
宇都宮の中心市街地は空家が多くなっていて
商店も10年以上前から元気がない。
原因は、主に二世帯同居が嫌という理由で
子供が親と同居せず、郊外に家を建てたこと。
親は年老いて亡くなり、家は廃墟になる。
地域に人が住まなくなると、お店に人が来なくなる
そればかりか、郊外の家から車で行きやすいショッピングモールに行く。
ますます、中心市街地はダメになる。
中心市街地に住んでいて感じるのは、人が住まない町はダメだということ。
これは、多分間違いない。
何故、街中に住むのかという理由が大事。
街中に住みたい理由は何だろう?
利便性の他に何かあるのか?
私の場合は、大きな本屋があることと、居酒屋、バーがあるから。
ずっと住んでいるので愛着もある。
中心市街地にある、程度の良い空家を壊さずに
リフォームして住めば、一番良い。
人も多少は増えるだろう。
古い家のチャームポイントは必ずある。
それが、ヴォーバンの宇都宮版の街づくりかと思ったりした。
現状や文化や地域特性が違うからドイツの事例を
そのままもってくることは出来ない。
自分の仕事として、絡める部分はどこなのか?
今、中古住宅+リノベーションの実例で
よく雑誌に載るような、途中で工事を辞めてしまった
ようなリフォームはどうなのだろう。??
工事途中で、それを完成とするリフォームは、一瞬魅力的で
新しい発想にも見えるが、
金の無い若者が相手となる可能性が高いので
持続可能な仕事にはならないからだ。
客層の問題がある。
表層のお化粧直しでなく
断熱性、気密性を主とする温熱環境も良い家をリフォームで造りたい。
宇都宮の街中に、所得のある人々が
住みたくなるようにするには何が必要なのだろうか?
特定の人の心を動かせるような
中心市街地でのリフォーム事例を作りたい。
写真は、人前で話すのが苦手なのに、質問して声が震えている私。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

  1. 紅春1970【3】

    話をされてましたよ^^
    宇都宮はまさにコンパクトシティーの代表例に
    なれますよね。
    新たな目標が見えてきたような。。。
    お疲れ様でした!

    返信
  2. ヨシダクラフト

    紅春1970【3】さん
    佐野であんな講演が聴けるなんて。
    ありがとう。
    >話をされてましたよ^^
    >宇都宮はまさにコンパクトシティーの代表例に
    >なれますよね。
    >新たな目標が見えてきたような。。。
    >お疲れ様でした!

    返信
  3. junpapakazu

    上岡裕さんとは仙台で2度ほど講演を聴かせていただき
    懇親会の席でお話させていただいたことがあります。
    最初にお話をお聞きしたときには、ちょうど太陽光発電補助が無くなったタイミング。
    大半の方々にとってはピントがずれたお話?のような印象
    を受けましたが、その2年後、このような状況ですからね。
    私自身、太陽光発電/長期優良住宅の客層戦略セミナーなどの
    講師としてお話させていただくことがありますが、
    自分の講演のベンチマークとして村上敦さんのお話を
    お手本とさせていただいております。

    返信
  4. ヨシダクラフト

    junpapakazuさん
    そうでしたか。
    上岡さんの話は挨拶程度だったので、
    今度、聴いてみたいです。
    昨日、話を聴いて、自分の仕事の方向性
    は間違っていないと思えたのですが、
    具体的に何をするかと考えると
    分からないというのが現状。
    >上岡裕さんとは仙台で2度ほど講演を聴かせていただき

    >懇親会の席でお話させていただいたことがあります。

    >最初にお話をお聞きしたときには、ちょうど太陽光発電補助が無くなったタイミング。

    >大半の方々にとってはピントがずれたお話?のような印象

    >を受けましたが、その2年後、このような状況ですからね。

    >私自身、太陽光発電/長期優良住宅の客層戦略セミナーなどの

    >講師としてお話させていただくことがありますが、

    >自分の講演のベンチマークとして村上敦さんのお話を

    >お手本とさせていただいております。

    返信
  5. 福田 さん

    元気そうでなによりです。
    プロジェクトの時以来ですかね~
    確か私の記憶が違っていなければ、もう「ガリガリ」
    状態だったような・・・・・
    また、今度は一杯やりましょう。

    返信
  6. ヨシダクラフト

    福田さん
    書き込みありがとうございます。
    東北ツアー以来ですから、3年ぶりくらいかもしれません。
    今度はゆっくりとお話したいですね。
    >元気そうでなによりです。
    >プロジェクトの時以来ですかね~
    >確か私の記憶が違っていなければ、もう「ガリガリ」
    >状態だったような・・・・・
    >また、今度は一杯やりましょう。

    返信
  7. ピエールあべ さん

    >宇都宮の街中に、所得のある人々が
    >住みたくなるようにするには何が必要なのだろうか?
    こんにちは♪
    セミナーでは(^-^)でした。
    これまた単刀直入な悩みですねヾ(~∇~;)
    都心のオフィス向けの情報誌を探して継続掲載してみるのはいかがですか???宇都宮から新幹線通勤している方も多いかと思います。逆流ネライってことで。高崎駅周辺のマンションは群馬都民で大盛況です♪高崎は宇都宮より沈下傾向…だってparcoないし。シンボリックな二荒山神社もうらやましい…u字工事のネタにされそうなので、このへんで。

    返信
  8. ヨシダクラフト

    ピエールあべさん
    宇都宮市民からすると、高崎の方が活気があるような感じがしちゃうんですよね。
    県民性の違いかな。
    宇都宮市民は大人しいから。
    >こんにちは♪
    >セミナーでは(^-^)でした。
    >これまた単刀直入な悩みですねヾ(~∇~;)
    >都心のオフィス向けの情報誌を探して継続掲載してみるのはいかがですか???宇都宮から新幹線通勤している方も多いかと思います。逆流ネライってことで。高崎駅周辺のマンションは群馬都民で大盛況です♪高崎は宇都宮より沈下傾向…だってparcoないし。シンボリックな二荒山神社もうらやましい…u字工事のネタにされそうなので、このへんで。

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