ショールーム(リフォームスタジオ), リフォーム.

リノベーションした後のショールーム。今は12年経ちました。

 

事務所の一部をショールームにリノベーションしてから12年が経過。

 

造作キッチンのグローエの水栓が2箇所から水漏れしてしまい、修理ではなくTOTOの水栓に交換しました。

 

交換したら操作性が良くなり、感覚的にはカップを洗う(すすぐ)効率が2倍になり、時短になりました。

 

今日のブログは造作キッチンの水栓をグローエからTOTOに交換した経緯と、使い勝手を書きます。

 

あくまで私の感想であり、12年前のグローエの水栓アリラ32515SDと最新のTOTO水栓TKS05305Jの比較です。

 

グローエ(GROHE)

 

グローエの水栓が選ばれる理由は、ステンレス製でデザインが良いから

ショールームの造作キッチンの水栓はグローエのアリラ32515SDでした。キッチン天板のヘアライン仕上げと同じ質感の水栓。

 

グローエの水栓は、ステンレスの質感が最大の特徴であり、ステンレスのキッチン天板やタイルにも合います。

 

私の使っていたグローエの水栓アリラ32515SDはステンレスのヘアラインという仕上げで、ハンドシャワー部分は少し重かったのですが質感が良かったのです。

 

H-houseの水栓はグローエのアトランタ。インテリアが好きな人はグローエ採用率が高い。

 

H-houseは洗面水栓もグローエのミンタ。

 

しかし、TOTOの水栓と比べると、操作性とすすぎ時の泡切れが悪く使いにくいという印象になり、私が造った造作キッチンでグローエを使ったのは、価格が高いということもありますが、このショールームとH-houseだけでした。H-houseは施主の希望でグローエになりました。

 

日本製のキッチン用水栓は、デザインと質感で良いものが無く、消去法でグローエを選んでいる人も多いのではないでしょうか?

 

YM-houseの造作キッチンの水栓はTOTO。

 

水栓は見えませんが、M-houseの造作キッチンも水栓はTOTO。当社のキッチン天板は、ほぼステンレスです。

 

対して、日本製のキッチン水栓は操作性も良く使いやすいのですが、ステンレス製がなく、本体は樹脂(プラスチック)にメッキ塗装してステンレスに似せています。だから本物志向の設計者やエンドユーザーには、日本製の水栓は採用されにくいです。

 

ただし、樹脂メッキ製の水栓が多いTOTOですが、取り付けるとほとんど違和感はありません。今まで造った造作キッチン(オーダーキッチン)のほとんどはTOTOの水栓で、天板はステンレスです。

 

TOTOに「なぜキッチン水栓にステンレス製のモノを作らないのか?」を電話で聞いてみた

 

TOTOで唯一、ステンレスが多く使われた水栓TOTO TKN34PBTRR。

 

私は日本製のキッチン水栓にステンレス製でシンプルなものがあれば、率先して使いたいと思っているので、TOTOの商品問い合わせの部署に「なぜキッチン水栓にステンレス製のものを作らないのか?」を、電話で聞いてみました。

 

回答は「ステンレスで作ると価格が高くなってしまい、かつ重くなるので、ほぼ全てがステンレス製の水栓は造っていない。」とのことです。

 

唯一、TOTOのキッチン水栓で、ほぼステンレス製なのがTKN34PBTRRとのことでした。ただし、ハンドル部分がステンレスでなく、アルミダイキャスト製で吐水切り替えボタンは樹脂だそうです。

 

また、私が新たに取り付けたTOTO水栓TKS05305Jはハンドル部分(上下して湯水を出す部分)のみステンレスだそうです。質感がメッキ部分と一緒なので、使っていてもステンレスだと分かりませんでしたw。ステンレスに似せてしまうメッキの技術は凄いです。

 

交換する水栓仕様を決める前に、設備業者に相談してみた

 

ショールームトイレ洗面の水栓は、グローエのアラベスク。

 

12年前、事務所の一部をショールームにリノベーションした際には、造作キッチンの天板は、一番使いやすくラフに使えるステンレスのヘアライン仕上げにしました。水栓も天板と同じ材質が良いからと、グローエの水栓のヘアライン仕上げのモノにしました。

 

グローエのアリラ32515SDという品番です。ハンドシャワーになっており、同じ材質なので天板と合って質感も良かったのです。ちなみに、ショールームのトイレの洗面台の水栓もグローエです。

 

ただし、当初からシャワーにした時の水流が弱いというか、泡が切れにくいと感じていました。またグローエ水栓の、水の吐出口はプラスチックなので、かなり汚れますし、シャワーにするときの操作性もイマイチでした。

 

壊れたので、修理ではなく交換するのが合理的だと考えました。12年も経っている水栓を修理しても、また別の部分が壊れる可能性が高いからです。

 

また質感の良いグローエにしようと思っていましたが、なんとなくまたグローエにするのがしっくりこない面もあったので、水栓を決める前に設備業者に相談することにしました。

 

設備業者は、新築やリフォーム時の水栓の取付や交換と、簡単なメンテも行い、様々な水栓のその後の様子も知る立場にあります。

 

私「ショールームの造作キッチンの水栓が壊れてしまったので交換をお願いしようと思っています。」

 

設備業者「いま水栓はどこのメーカーが付いていましたか?

 

私「グローエのアリラというハンドシャワーになるタイプです。」

 

設備業者「またグローエにしますか?

 

私「キッチン天板がステレンスなので、そうしようと思っています。知っていると思いますがキッチン水栓でステンレスかつデザインが良いモノってグローエくらいしかないのです。TOTOにはステンレスのキッチン水栓がありません。グローエにすると、何かまずいことでもありますか?

 

設備業者「グローエの水栓は、ステンレスの質感が良いので、デザインや質感にこだわる設計者やお客さんは使うことが多いのですが、水流が弱くてクレームになる場合もあるのです。そういう場合はこちらでは対処できないので、グローエのメンテナンスを手配してもらっています。グローエを付けた水栓だけ水流が弱くないですか?

 

私「確かにシャワーにした時の水流が弱いというか、すすぎにくい感じはします。他の会社でもそうなのですね。吐水を切り替える時の操作性も良くはないですよ。交換するならTOTOがおススメですか?」

 

設備業者「そういうことなのです。おススメはやはりTOTOなどの多く出回っている日本製ですね。」

 

私「なるほど。今回キッチン水栓は効率重視にしたいので、グローエでなくTOTOにします。」

効率重視で、グローエの水栓からTOTOの水栓に交換

 

TOTO キッチン水栓 TKS05305Jに交換しました。上下するハンドルのみステンレス製。触るとハンドルだけひんやりするので、ステンレスだと分かります。

 

天板がステンレスのヘアラインなので、また違和感の無さから考えるとグローエなのですが、今回は、操作性を重視して日本製にしました。

 

私は、豆から轢いて1日に5杯くらいコーヒーを飲みます。最低45回はコーヒーカップを洗うので、手早く済ませたかったのです。

 

その時にコーヒープレスもシャワーの水流で洗うし、コーヒーミルを使った時に、天板上にコーヒーの粉が散らばるので、布巾で拭いてそれも毎回シャワーですすぎます。

 

シャワー吐水を使い、できるだけ早く済むようにしたかったので、水栓の質感でなく機能性重視の選択をしました。

 

リクシルは好きではないので、TOTO1択です。

 

ハンドシャワーが付いているシンプルなものにしました。

  

一週間ほど使いましたが、効率が倍になった気がします。

 

ミクロソフトを使うと泡切れが良いです。

 

まず操作性が良い。

 

吐水を整流からミクロソフト(シャワー)に切り替える時に、回転させるとカチッと切り替わります。操作性の良いマニュアルミッション車のギアを変えている感じ。引き出す部分は樹脂メッキ性なので、軽くて操作しやすいのも使いやすく感じる理由です。

 

軽いと使いやすいです。ステンレス製の場合は質感は良いですが重いので、この軽さはかなえられません。

 

水栓をグローエからTOTOに交換した。

 

樹脂メッキ製なので軽く引き出せます。

 

また、ミクロソフトと呼ばれるシャワーの水流が強い感じがして、コーヒーカップに残ったスポンジの泡を流す時間が半分くらいに感じます。泡を流す時間も早いです。かつかなり節水もされているのかも。

 

それに対して、今まで使っていたグローエのアリラ32515SDは、操作性とシャワーがモッサリした印象でした。

 

キッチン水栓は、質感はステンレス製のグローエが良いのですが、使い勝手と効率はTOTOが良いという印象です。

 

今までお話ししたような、混合水栓(水とお湯が1つの水栓になっているモノ)を交換する場合、シンク下の給水管と給湯管には表面に錆がでていることが多いので、一緒に交換するのがおススメです。

水栓を交換するときは、シンク下の給水管と給湯管も一緒に交換すると良い。

 

当社に興味がある方は、お問い合わせから予約してからお越しください。コーヒーを飲みながらお話ししましょう。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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