心房細動 カテーテルアブレーション.

私の心臓手術の動画です。気持ち悪いと思いますがw、貴重な動画なのでアップします。心房細動を止めるアブレーションと、心臓の一部である左心耳切除の様子をご覧ください。思ったよりも内蔵が綺麗で良かったですw。左心耳クラブのユーチューブに掲載されています。

 

8月11日から19日まで。心房細動のwo手術(ウルフ大塚手術)のため、8泊9日で東京都立多摩総合医療センターに入院していましたが、無事退院しました。

 

3回行ったカテーテルアブレーションと同様に、経験が多く上手い先生に依頼したので、初めての外科手術も、わりと軽く考えていたのですが、予想通り痛みもなく、さらっと入院生活が終わった感じです。8.5日間の入院生活は長かったですが、長いと感じた理由は入院中ずっと体調が良かったからです。心臓の一部を切除する手術で、9日で退院できるのは凄いことなのだと思います。

 

心房細動患者で、カーテルアブレーションとwo手術の両方を経験した人は少ないので、私の主観で比較し、メリット・デメリットを語ります。

 

wo手術(ウルフ大塚手術)後の痛みや違和感

初めての外科手術でしたが、手術後の痛みはありません。少しだけ違和感があるのが、胸腔鏡手術の為に開けた5か所の小さな傷のガーゼを留めていたテープで、皮膚がかぶれてしまったことくらいです。開胸しないで出来る胸腔鏡手術は画期的です。

 

傷になっている5か所も特に痛くありませんし、切除した左心耳部も今のところ、痛いという感覚はありません。

 

逆に心臓の違和感が無くなったように感じるのは、手術が上手く行った上に、左心耳部に心房細動の起源があり、それが無くなったからかもしれません。

 

wo手術の痛みや違和感は、カテーテルアブレーションとほぼ同じという印象です。

 

ただし、入院期間は、呼吸法や痰切りの練習があること、また、傷の具合を見るので、4日程度長いです。

 

wo手術とカテーテルアブレーションのメリット・デメリット

経験のある上手い先生に、カテーテルアブレーションをしてもらって治らない場合は、誰がやっても治らないと判断して、左心耳切除➕アブレーション(wo手術)をするのが良いと思います。

 

ただし、どちらか1回しか出来ないなら、私の場合は、左心耳切除のできるwo手術を選ぶと思います。

 

左心耳切除しておけば、心臓内で血栓が作られる可能性が少なくなるので、心房細動になったとしても、心原性脳梗塞になるリスクは、ほぼ無くなるからです。

 

また左心耳が切除されていると、リクシアナ等の高額な血液サラサラ薬は必要なくなり、身体にも財布にも優しい。リクシアナはちなみに3割負担の保険が効いて14日分で2810円でした。保険効かないと9370円です。1錠あたり670円もします。また私はリクシアナを飲んでいると、咳が出やすくなって不快でした。

 

その上、老人になった時には、心臓以外の様々な疾患が出ますが、その時心臓で血栓が出来にくいメリットは大きいと思います。例えば、癌と脳梗塞を併発したら大変ですから。実は長い目で見ると、これも左心耳切除に由来するかなりのメリットだと考えています。

 

どちらか1つといわれたら、左心耳切除ができるwo手術が良いというのが、今の心境です。私がそう考えるのは、治りにくい心房細動だからだと思います。

 

私の知り合いでも、1度のカテーテルアブレーションで治っている人も居ます。

 

脳梗塞を起こした経験がある人や、血液サラサラ薬を飲めない人は、最初からwo手術(ウルフ大塚手術)の1択

一度脳梗塞を起こすと、再度脳梗塞を誘引するようなので、脳梗塞の経験のある方は、初めからwo手術をして左心耳切除をして、血栓が作られにくい状態にするのが良いと思います。

 

また、心臓以外の持病が原因で、血液サラサラの薬が飲めない人もいるので、その方もwo手術の1択になるのだと思います。

 

どうしても左心耳切除したかった理由

心房細動の最大のリスクは、心原性脳梗塞になることなので、血栓ができないようにする左心耳切除は、原因を元から断つ、一番合理的な方法です。

 

天野篤医師の本を読んで、天皇陛下が心臓バイパスの開胸手術をしたついでに、心房細動だった左心耳を閉鎖したと知った時は、「天皇は効果的な手術が受けられて羨ましいなー」と思いましたが、今や一般人も開胸することなく、左心耳切除できるようになりました。

 

※天皇陛下の場合は、左心耳の根元にクリップをして閉鎖したようです。

 

私は開胸せずに左心耳切除できるwo手術を今年4月に初めて知り、今回実行しました。

 

脳梗塞予防の左心耳切除をしておきたいと思った1つ目の理由は、今は回復しましたが、私の母親が心原性脳梗塞で顔面麻痺になってしまい、大変だったからです。

 

母親は、夜中に心房細動からの脳梗塞を起こして、朝起きたら顔の半分が麻痺して垂れ下がってしまったのですが、どうしても救急車に乗りたくないと言うので、私が車で病院に送って行きました。最初に行った、母親のかかりつけの病院では受け付けてもらえず、かなり大変だったのです。教訓として、脳梗塞になったら必ず救急車を呼びましょう。自家用車では病院に受け付けてもらえないです。

 

また麻痺した顔を見てかなり衝撃を受けました。遺伝的にもなりやすい心原性脳梗塞を回避したいというのが、左心耳切除したかった理由です。

 

もう1つの理由が、3回カテーテルアブレーションをしても、また心房細動になってしまい、治すのが難しい状態だと判断したことです。治りにくいと判断したので、心房細動の状態になっても、脳梗塞を回避できる左心耳切除をしました。

 

心房細動患者は、イタリア人になるのが吉

wo手術前に、大塚先生に言われたことですが、心房細動にならないようにするには、心と身体のストレスを溜めないことが重要とのことです。

 

とても共感できます。私が心房細動になる時は、どちらにもストレスがある場合が多かったからです。心房細動になるのはストレスが溜まったりして疲れている時か、疲れた上に酒を飲んだ時でした。

 

無理をしないことも心房細動のリスクを減らすので、イライラしたりガツガツやりすぎないことも、長い目で見ると、逆に生産的になるのだと思います。

 

また以前、心臓細動の患者の方々が、様々な情報の書き込みをしているブログの掲示板をご紹介しました。

 

心房細動に対する最新治療「WOLF-OHTSUKA法(WO法)」と、心房細動患者同士の意見交換が活発に行われているブログをご紹介

 

この掲示板を読んでwo手術を知り、手術を受けることにしたので、私にとっては大恩人的ブログです。コメント欄には、質・量共に日本で一番、心房細動患者の参考になる内容が書いてあります。

 

しかし書き込みを読むと、心房細動の方はとても心配性で、細かい性格の人もいらっしゃることも分かります。

 

私も含めてですが、心房細動患者は、意識してもっとラテン気質になるのが大切だと感じています。

 

wo手術(ウルフ大塚手術)する場合、タバコを吸わない人のほうが、かなり楽

今回初めて心臓の外科手術をして、10年前に禁煙して良かったと思いました。というのも、入院日から手術日までの3日間と、手術以降の退院日まで、「痰:たん」を切る呼吸の練習と、痰を切りやすくする薬剤を入れた吸入器を使った自主練?をします。具体的な痰を切る練習とは、胸腔鏡手術の傷穴を手で押さえて、小刻みに咳をして痰を切ることです。

 

痰をそのままにしておくと息苦しく、かつ感染症にかかりやすくなるからです。

 

手術当日の夜は、誰でもHCU(ICUより症状が軽い病棟)に1泊する決まりなのですが、その時、私は喫煙者ではないにも関わらず、手術の傷を押さえて、痛くないように上手に痰をきるのが大変でした。ちなみに私の肺活量は人並み以上です。

 

そう考えると、喫煙者は痰を切るのに非常に息苦しく大変だと思います。HCUの部屋は、カーテンで仕切られているだけなので、隣の音は丸聞こえなのですが、隣の方は喫煙者だったらしく、物凄い痰の絡まりようで、痰が切れず、ホントに苦しそうでした。喫煙者が手術後に大変な思いをするのは、他の手術も共通でしょうけど。

 

心房細動と歯周病との関係

また、心臓病の人は歯周病に罹っている人が多いようです。入院2日目の手術前に、歯のクリーニングがあります。

 

私の歯の状態は、かなり良いと診断されましたが、歯周病と心臓病は密接な関係があるため、年2回の歯の超音波清掃を3回に増やすことにしました。

 

歯をクリーニングしてもらうと気持ちが良いです。

 

また7~8年前から電動歯ブラシに変えて、虫歯にならなくなりました。

 

看護師さんの違いによって、患者の気分が大きく変わる

今回、初めて9日間の入院をしました。看護師さんとの相性もあり、その立ち振る舞いや言葉によって患者の気分が大きく変わることが分かりました。

 

看護師さんとの相性が良いと、気分が良くなるので、治りも早くなりそうな気がします。

 

逆に相性が悪かったり、雑な性格の看護師さんに当たると大変です。

 

手術直後にHCU(ICUより症状が軽い病棟)に一泊する決まりで、私は何本もの管に繋がれて、絶対安静で寝ていたのですが、私の首に入った管に思い切りつまずいた女性のベテラン看護師さんがいました。

 

私の首皮が伸びそうになり、ほとんどドリフのコントですw。志村けんは、いつ登場するのかと、最初は面白がっていたのですが、だんだんその看護師さんの、ドカドカ歩いたりする所作もストレスになり、「せっかく治療に来たのに、具合が悪くなりそうだから、もっと静かに落ち着いてやってくださいね」と満面の笑顔でお願いしましたw。

 

寝ながら動画が見られるタブレットアーム。入院生活にはこれが便利。部屋でも便利。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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