映画.

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心が揺さぶられる、とても面白い映画を観たのでご紹介します。

 

「ゆきゆきて、神軍」/原一男監督です。

 

超有名なドキュメンタリー映画なので、1987年の公開時からその存在は知っていましたが見逃してしまい、ツタヤに行っても無く、アマゾンプライムにも無いので、今まで見ることができませんでした。

 

マイケル・ムーア監督が、「私がこれまでに見た最高のドキュメンタリーの傑作は『ゆきゆきて、神軍』である」と発言し、マーチン・スコセッシ監督も「誰もこんな映画を作ったことがなかった」「誰もこんな映画をみたことがなかった」と言った作品です。

映画「ゆきゆきて、神軍」の内容をザックリ説明すると

戦争中のニューギニアで起きた、上官が部下を殺して食べた「食人事件」の真相を追求する奥崎謙三を追ったドキュメンタリー。

 

奥崎氏のキャラクターが際立って濃く、その行動内容については良い悪いは別にして理解できることが多く、

 

また自分が納得できないことには、相手が国家権力でも、たった1人で挑んでいく様子は、自分では到底できない、行わないことなので、その様子に心が揺さぶられます。

 

奥崎氏は、終戦後日本に戻ってから殺人を犯しており、天皇にパチンコ玉を打ったことでも有名です。

 

戦場では、敵はもちろん味方まで殺して食べ、味方同士の無意味な処刑があったことも暴かれていきます。

 

真相追及の過程で、奥崎氏が人を殴ったりする様子も納められ映像の緊張感が凄いです。

 

ゆきゆきて、神軍@ユーチューブ

「ゆきゆきて、神軍」は全編ユーチューブに上がっています。また、原監督が映画の裏話を語った動画もユーチューブに上がっていて、両方見ると、より深く映画が分かります。

戦争とファシズム映画祭『ゆきゆきて、神軍』原一男監督トーク。

 

原一男の「ネットde cinema塾」

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原監督は、「ネットde cinema塾」という映画監督同士の対談番組の司会をしています。これまたユーチューブに上がっているのでご覧ください。

 

対談相手の監督に、非常に細かく演出・構成等の疑問点や映画製作費、監督のギャラのことを聞いていきます。

 

とても丁寧なやさしい口調で、ズバリと核心に触れる質問をして、自分が納得するまで質問を辞めないので、非常に内容が濃く面白い。「ここまで聞かないと、他人の考え方は理解できないよね」と人から話を聞く時の参考になります。

 

ドキュメンタリーを撮る時の、対象者やスタッフにも、この動画のように分かりやすく、かつ説得力のある話し方で臨むのだろう、と想像しました。

 

この対談動画を観た後で、対談相手の監督が撮った映画を観たり、逆に映画を観た後でこの対談を観ると、より映画が楽しめます。

 

ユーチューブに上がっている全ての監督の動画を観たわけではありませんが、橋口亮輔監督と中野量太監督の回は、特に原監督自身も熱が入っており素晴らしかった。

 

橋口監督の「ぐるりのこと」を初めて観ましたが、夫婦の描写がとても細かくて良い映画でした。キネマ旬報の2016ベストワンを獲った「恋人たち」も観る予定。

原一男のニコ生「CINEMA塾」#006 ゲスト:橋口亮輔監督(2016年8月31日放送)

 

中野監督の作品は、「湯を沸かすほどの熱い愛」と「チチを撮りに」は対談動画を観る前に観ていました。おしっこを漏らすシーンが多い等、質問内容が監督本人の大切なところに触れており、映画を思い出して2倍楽しめました。

原一男のニコ生「CINEMA塾」#011 ゲスト:中野 量太監督(2017年1月23日放送)

 

原一男監督の最新作は、 「ニッポン国VS泉南石綿村」

 

この本買いました。参考にして傑作ドキュメンタリーを観る予定。

ドキュメンタリーの鬼才、原一男監督作品

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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