リフォーム, 心房細動 カテーテルアブレーション, 高断熱高気密省エネ住宅.

「断熱リフォーム(断熱改修)をして部屋を暖かくすると、健康にどのような変化があるのか?」という公的レポートがまとめられており、興味深いです。

 

ザックリ結論を言うと、「住宅の断熱リフォームにより、部屋が暖かくなったこと」が、「血圧の低下」や「夜間頻尿の改善で、熟睡につながり」健康に好影響を与えているという報告が出ています。

 

「断熱が健康に与える影響」に関する公的レポートは以下のリンクにありますが、内容が細かくて一般の方には分かりにくい。

 

ですから私が、レポートを読んで分かりやすくブログを書きます。また栃木県宇都宮市で新築住宅を建てる場合は、これくらいの断熱性能にすると超快適だという個人的な考え方も書きました。

 

このブログの表は全て、下記レポートからお借りしました。

 

住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査 第2回中間報告

国土交通省は1月25日、スマートウェルネス住宅等推進事業において2014年度から実施している、住宅の断熱化が居住者の健康に与える影響を検証する調査の第2回中間報告概要を発表した。調査実施事業者は(一社)日本サステナブル建築協会(東京都千代田区)。

 

寒い家に住む人ほど、起床時の血圧が高くなる

高齢になるほど、朝寒いと高血圧になりやすいということが、よく分かる表である。

 

逆に、起床時に部屋が暖かくなるほど、血圧は下がっていることも分かる。

 

赤の二重線で囲まれた部分を見ると、60歳男性の場合は、起床時の室温が14度以上だと血圧が下がる可能性がある。70歳男性だと室温20度になると血圧が下がる傾向であり、80歳だともっと暖かい24度にすると、血圧が下がる可能性が高い。高齢になるほど、部屋は暖かいほうが高血圧になりにくいことが分かる。

 

また、男性は女性よりも寒さに弱い。


寒い家に住む人ほど動脈硬化になりやすく、心電図の異常が多い

寒い家に住む人ほど、動脈硬化になりやすく、心電図の異常が多いことが分かる表である。

 

朝の室温が16度未満の家に住む人は、16度以上の家に住む人に比べて、心電図の異常所見ありの確率が1.8倍多い。

 

寒い部屋で過ごすと心臓がおかしくなる可能性が高く、特に起床時に寒くないというのは大切であることが分かる。

 

断熱改修(断熱リフォーム)すると、起床時の血圧が下がる

断熱改修(断熱リフォーム)すると、起床時の血圧が下がることが分かる。

 

起床時の室温が平均2.5度暖かくなると、血圧が2.8mmhg低下する。

 

部屋が暖かくなると、ストレスが軽減し血圧も下がる。

 

室温が12度以下の寒い部屋だと、18度以上の暖かい部屋に比べて3倍頻尿になり、毎日よく眠れない。

室温が12度以下の寒い部屋だと、18度以上の暖かい部屋に比べて3倍頻尿になり、よく眠れないということが分かる。

 

夜中に3回もトイレに行くと、睡眠が浅くなるばかりか、高齢になると寒く暗いトイレや廊下で転倒し骨折する可能性も高くなる。また循環器疾患になる恐れも多くなる。


断熱改修後に、夜間頻尿が減少

就寝前の室温が低いほど夜間頻尿になり、断熱改修後に部屋が暖かくなると、夜間頻尿は減少することが分かる。

 

部屋が暖かくなると、夜中にトイレに行かずによく眠れるようになるので、ストレスが少なくなる。

 

栃木県宇都宮市の新築住宅の断熱性能はどれくらいが良いのか?

私は自分の設計施工した住宅に体験宿泊して、夜間トイレに行かずに朝までぐっすり眠れて、ビックリするくらい快適な経験をしています。

 

栃木県宇都宮市で新築する場合に、超快適に過ごせる断熱性能の基準をブログに書きました。もちろん断熱性能が良いと、快適で病気しにくいだけでなく、省エネとなり光熱費も少なくて済みます。

 

夜中小便に行かずに、ぐっすり眠れた経験はこちら。
私が設計施工した断熱性能Q値1.35、C値1のお客さんのお宅に宿泊した感想と室内温度
栃木県宇都宮市で新築する場合の、断熱性能の目標値は、HEAT20のG2レベルが良いと思います。

 

断熱基準については、こちらのブログもご覧ください。
壇蜜が「高断熱・高気密」省エネリフォームやろうよ!と言ってる無料小冊子をご紹介

 

「病気になりにくくするには、暖かい家にした方が良い!」と医師から言われる時代になるかもしれない

医師からは、血圧を下げるには、塩分を少なくする等の食生活や運動などの指導される。

 

しかし、今のところ医師からは、「病気になりにくくするには、新築するならG2レベルの高断熱高気密住宅にして暖かくした方が良い!」とか「断熱リフォームしたほうが良いよ」とは言われません。

 

それはやはり、「家の断熱性能を上げて部屋を暖かくすると、健康になる」というエビデンス(証拠)が不足しているからだと考えられます。

 

今回の国土交通省により進められている「断熱改修等のよる居住者の健康への影響調査」等から、「暖かい家にすると健康になる」というエビデンスが出ると、住宅の高断熱高気密化、断熱改修は、より進みそうです。

 

「断熱化」とは建物に断熱材を入れることですが、「断熱すること」は「床暖房やエアコン等の機械」と違い10年に1度壊れて交換することは必要なく、「一度しっかり断熱をすると」建物があるうちはずっと持つので、新築時もリフォーム時にも「高断熱高気密にすることはコスパが高い」です。

 

今日のわかった

住宅の高断熱高気密化が、健康に良い影響を与えるというエビデンス(証拠)が、公的機関から出てくると、医師からの指導として食事や運動ばかりでなく、「住宅の高断熱化」も指導される時代が来るかもしれません。

 

週末、雪かきが必要かも。大きくて雪かきしやすいらしいです。

 

心房細動(不整脈)のカテーテルアブレーションを3回やって直っておりましたが、また心房細動になってしまいました。三浦雄一郎さんのように、前向きに頑張ります。不整脈患者には暖かい家がベストです。

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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