2017-12-05
リフォーム
高断熱・高気密住宅

ユニットバスのクリックシャワーが早く故障する原因の1つはコレでした

クリックシャワーは手元のボタンで止水できるので省エネ

ユニットバスのシャワーヘッドは、手元のボタンで節水出来て、使い勝手の良い「クリックシャワー」にしている人が多いと思います。

 

しかし、水廻りメーカーのTOTOメンテナンスの方と話していたら、ユニットバスのクリックシャワーの使い方が悪くて、早く故障するという事例があるようです。

 

クリックシャワーとは?

シャワーヘッドの下の方にボタンが付いており、それを押す事で水を出したり止めたりができる、シャワーヘッドのこと。

 

クリックシャワーの一番のメリットは、節水(省エネ)になこと。

 

従来型のシャワーと比べ約48%も節水するものもあります。

 

立ちながらシャワーを浴びている時でも、シャワーヘッドのボタンを押せば、いちいちしゃがんで混合栓本体のお湯を止めなきゃいけないということも無くなるため、小まめに止水が可能になり、かつシャワーも止まるので身体も洗いやすくなります。

 

クリックシャワーを使うと、大きく節水になり、かつ使い勝手が良いので、私も新築やリフォームをする場合は、クリックシャワーをおススメしています。

 

もちろん、クリックシャワーを使う場合も普通のシャワーを使うのと同様に、最初にシャワーを使う時は、混合栓本体でお湯を出してから使います。

 

クリックシャワーが早く故障する原因の1つになるのは?

クリックシャワー付き混合栓。写真は2枚共、TOTOさんにお借りしました。

TOTOメンテナンスのサービスマンの話によると、シャワーを使った後は、シャワーヘッドのボタンだけ押しておくと、とりあえずシャワーは止まるので、混合栓本体の止水を忘れて、お風呂を出てしまう人がいるようです。

 

混合栓本体を止水していないと、大きな水圧がシャワーヘッドに掛かり続けて、クリックシャワーが早く故障する原因の1つになってしまうとのこと。

 

ユニットバスのクリックシャワーを使い終わったら、シャワー付き混合栓本体を止水しておかないと、クリックシャワーが故障しがちになるという当たり前な話でした。

 

柔術を使うシャーロックホームズとワトソン君、メッチャ面白かったです。

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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