IS-houseリフォーム, リフォーム.

IS-houseに増設した2階トイレ。入口は引き戸で、トイレ内には収納も設けた。

 

1階にしかトイレが無い場合、様々な不便やデメリットがあるので、リフォームで2階にトイレを増設すると、とても便利になります。

 

今日のブログは、中古住宅を購入してリフォームした時に2階にトイレを増設したIS-houseリフォームを参考に、リフォームで2階にトイレを増設する時の注意点を書きます。

 

IS-houseリフォーム

IS-houseリフォームお客様の声

 

2階にトイレが無い住宅、5つのデメリット

2階にトイレが無い住宅は、主に5つのデメリットがあります。

 

  1. 夜中、1階のトイレまで行くのが面倒!
  2. 高齢になった、もしくは病気をしてトイレに行く回数が増え、1階まで行くのが大変になったり、危険になったりする。
  3. 夜中、階段を使い足音がするので家族に気を遣う。
  4. 朝、家族が一斉に1階のトイレを使うので順番待ちで時間がかかる。
  5. 来客時、トイレを使いにくい。

 

2階にトイレを増設リフォームすると、このようなデメリットによるストレスが無くなります。

 

次は、2階にトイレを増設する場合、どのような場所にトイレを造るのが良いかを見てみましょう。

2階にトイレを増設リフォームする場合、どこに増設したら良いのか?

IS-houseリフォームでは、2階の2帖の納戸のうち1帖分を使ってトイレ、もう1帖を収納としました。

 

廊下に面した場所なので、家族で2階のトイレを使うことができます。トイレを個室内に設けてしまうと、家族は部屋を通ってトイレに行くことになるので不便です。

 

逆に足腰の弱い高齢者やご病気の方は、個室内の、例えば収納の一部にトイレを増設するのが良いでしょう。

 

2階にトイレを増設リフォームする場合、どんな便器がおススメなのか?

2階にトイレ増設する場合は、水圧が低い地域の場合は、タンクレストイレが設置できないこともあります。

 

IS-houseリフォームでは、写真のようなTOTOの手洗い付便器、ピュアレストQRを使っています。便器に手洗いが付いているので、別途、手洗いを造る必要がなく、狭いスペースに適しています。

 

2階にトイレを増設する場合の配管の注意点

防音パイプ「音ナイン」

 

2階にトイレを増設する場合に、一番難しく配慮が必要なのが、給排水管をどのように配管するかという配管工事です。

 

2階にトイレを設ける場合は、真下の1階部分に給排水管を配管するPS(パイプスペース)を設けられると、都合が良いです。

 

2階にトイレを増設する場合は、1階に配管するので、1階の天井や壁を撤去したり、PSを造ったり、1階での工事が必要となります。

 

1階の寝室の上やリビングの上は、水を使うと多少なりとも音がするので、なるべく給排水管を配管しないようにしましょう。

 

排水管の騒音対策は、「音ナイン」等の防音パイプを使用します。壁の貫通部は、シーリング等をして隙間をなくして防音する。

 

2階の排水管は、必ず通気配管もしくは通気弁を設ける。通気しないと、便器や洗面器などのトラップの水が吸い込まれ、臭気防止のための溜まり水が無くなる可能性が高くなります。

 

トラップの水が無くなると、下水本管からの臭気が上がり、不衛生となるので、通気弁は必要です。

 

リフォームが完了してしまうと、配管交換は困難になります。だからリフォーム時に仕上げ材を撤去した部分の配管は、目視で配管が劣化していない箇所でも、なるべく新品に交換することを提案します。

 

配管は外観からの目視だけでは劣化状況が分からないことが多いです。リフォーム後の水圧試験や満水試験では、かろうじて不具合が出ず、リフォーム完了直後に老朽化した配管から漏水することもあり得ます。

 

ですからお金が多少余計に掛かっても、交換しやすい箇所は、リフォーム時に全て新しくしておいたほうが良いと考えます。

 

室内で配管ができない場合は、一度配管を外に出して、外壁伝いに1階に配管することがあります。

 

見積時には、建物を壊して配管計画及び見積をすることができません。見積時に、配管をする天井裏がすべて見えれば良いですが、点検口のある場合は少ないので、想像での配管見積金額になります。

 

建物を壊してみたら、スペースが無くて配管経路を変更しなければならないこともあり得ますから、臨機応変に対応することが必要となます。そうした場合、多少リフォーム代金が増額することもあり得ることも考えておきましょう。

 

2階にトイレを増設する場合、引き戸が使いやすい理由

トイレを増設する場合は、廊下に面した位置に造ると家族が個室を通らずに利用できます。

 

廊下に面したトイレのドアは、外開き戸にすると廊下の通行の邪魔になるし、内開きにすると、トイレ内で人が倒れた時に開かなくなってしまいます。

 

トイレも引き戸にすると使いやすくなります。

 

理由は、開閉時にも開き戸のように人が移動しなくても良いので、高齢者にも使いやすいのです。

 

また、既製品ドアでなく造作建具にすると、空間にあった小さめの寸法のドアが造れたりします。また防音仕様にもできるばかりか、写真のように、ドアデザインもトイレ内収納扉と合わせることができます。

 

引き戸を閉めても開いてしまう場合は、こちらの金物がシンプルで安いのでおススメします。

引き戸の跳ね返りによる隙間を防止するのは、この金物で解決!プラスドライバーを使って簡単に自分で取付できます。

この金物は、犬や猫が引き戸を開けてしまう場合にも、開けにくくできるので便利です。

猫や犬が引き戸(ドア)を開けて困る時、最も簡単に安く目立たずに出来る具体的対策法

今日のわかった
  • 特に高齢者や病人には2階にもトイレがあると便利。
  • 2階にトイレを増設する場合は、廊下に面して造ると家族全員で使いやすい。
  • 2階にトイレを増設する場合は、配管経路に注意する。
  • 2階トイレを増設する場合の配管は、できるだけ1階の寝室やLDKの上には設けないようにする。理由は防音パイプにしても多少は音が出るからである。
  • リフォームが完了すると配管交換は出来なくなる。配管は目視だけでは劣化状況が分からないことが多いので、リフォーム時に配管交換できる場所はすべて新しくしたほうが良い。
  • 廊下に面したトイレのドアは、引き戸が良い。理由は通行の邪魔にならず、高齢者にも使いやすいから。
吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*