私事.

堀部安嗣展 に行く前は、歩いて5分程度の、東京新美術館で開催されている草間彌生展「わが永遠の魂」を見学していました。

 

入場時の挨拶文にも、「前衛芸術家として死ぬまで戦い、前向きに倒れたい!」等の文章が並び、88歳の現在も毎日長時間描き続ける、芸術家の気合を感じる圧巻の大回顧展でした。

 

草間彌生展「わが永遠の魂」

 

自殺願望がありアトリエで仕事して夜は病院という生活を40年以上

今も自殺願望があり、アトリエで仕事して夜は病院で過ごす生活を40年以上も続けているという。

 

90歳近くなる今も「私は天才だ!」「私の作品を死んでからも愛して」「世界一のアーティストになりたい」と自信満々の発言する一方、過去自殺未遂を繰り返し、いまだに自殺願望がある人間なのだ。

 

yayoiちゃん人形など、自分自身をモチーフにした多数のグッズが売られている。自殺願望のある人間が、自分自身を商品にして売っている不思議さ。

 

両極端過ぎて、全く違う人間を見ているようだ。

 

30分行列したくなければ、入場券は事前にネット購入必須

朝10時半には入場券を求める行列。1時間後の帰りにも行列していました。

 

ネット情報によると平日でも30分程度は入場券を買うのに行列するようです。

 

入場券をネットで買っておけば、行列せずに入場出来ます。

 

草間彌生展「わが永遠の魂」公式オンラインチケット

 

国宝級の人気

平日の木曜日の午前中、3/16の10時半に行きましたが、館内は人で一杯。展示作品の解説文はかろうじて読めるくらいの混雑具合でした。

 

ザックリですが男女比は2:8で、50代以上の日本人女性が多い印象。年配男女も88歳現役の前衛芸術家に、勇気を貰っているのだと思います。

 

外国人の割合も1割以上だと感じました。草間彌生さんは外国人にもとても人気がある。

 

若い女性は、絵やグッズを見て「可愛い」を連発していた。

 

赤いカツラを被り、自分自身さえグッズにして売ってしまっている、アイドル歌手以上のマーケティングセンスも国宝級かもしれません。

 

観覧所要時間

私は1時間10分程度でした。

 

連作「わが永遠の魂」展示スペースは写真撮影可能

入場して直ぐに、写真の取れる大きなスペースがあり、ほぼ全ての人がスマホで写真を撮っていました。可愛い絵画なので、ソーシャルで拡散されて人が人を呼んでいるのだと思います。

 

有名なかぼちゃもありました。

それ以外の展示スペースは撮影不可。

 

絵を近くで見ると、やはり異能の人だということが分かる

例えばこの絵画。近くで見ると、無数の点が筆で描かれている。普通の人は、こんなに細かい単純作業を長時間は出来ない。やはり異能の人だということが分かる。

 

連作「わが永遠の魂」は、2M×2M。壁一面の連続展示をしやすい寸法になっている。

 

初期作品や、70年代の作品も素敵でした。

 

無限の鏡の間

ガラス張りの暗闇空間で、様々なLEDライトが点灯する展示。自分が何処にいるのか分からなくなる感じであり、ずっと居たくなる幻想的な空間。

 

草間彌生展「わが永遠の魂」展覧会概要

会期: 2017年2月22日(水)~5月22日(月)

休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館

開館時間:10:00~18:00

※金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)

 

会場:国立新美術館 企画展示室1E

千代田線乃木坂駅から直結

 

入場券:当日券 一般1600円

 

東京新美術館の建築について

建物内外を散策したが、良い建物とは思えなかった。ガラス張りの外壁に面した大きな吹抜けは、上階に行くほど暑い。

 

また、1階のカフェコーナーの斜めのコンクリートとガラスの通路を歩いた時に、気持ちが悪くなってしまった。

 

人間は地面に対して垂直な壁の部屋で過ごさないと、感覚がおかしくなるようだ。

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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