MI-house, 建築いろいろ.

ウッドデッキ完成

ウッドデッキ増築完成。塀の一部を目隠しで高くした。

4年前に完成したMI-house。ウッドデッキを、約2帖から約4.5帖に増築し、手摺も付けました。

 

今日は、ウッドデッキを増築した理由とウッドデッキを造る時の注意点をお話しします。

 

ウッドデッキを増築した理由
ウッドデッキ増築1

ウッドデッキ増築前。ウッドデッキというよりも縁側、約2帖

新築時のウッドデッキは、施主と相談して庭の広さを優先し最小限の広さとしました。平屋なのでベランダは無く、物干しはウッドデッキ上部の屋根の軒天井に設置。

 

布団を干す場所は、玄関から出て直ぐの板塀にするということでした。

 

しかし4年住んでみて、布団を干すのにいちいち庭に出て干すよりも、ウッドデッキを広げて手摺を造りそこに干したいということになった。

 

ウッドデッキを広げて、デッキもLDKの一部として広がりを持たせ、犬もデッキで遊ばせたいという希望もあった。

 

犬が庭に直接出ないように、ウッドデッキ塀の一部を開きドアにしました。

 

手摺付ウッドデッキを増築する時の注意点は冷蔵庫の搬出入
ウッドデッキ扉

犬が庭に出ないようにドアを付けた。冷蔵庫等の大物が搬出入しやすい。

手摺付ウッドデッキを造る時の注意点は、室内のモノの搬出入である。

 

手摺付ウッドデッキを増築することにより、家具・家電を買い替える時に搬出入出来なくなることは避けたい。

 

ベッド等の家具は分割搬入できるものが多いが、冷蔵庫は分割搬入出来ない一番の大物なので、冷蔵庫を搬出入できるようにウッドデッキドアの位置と幅を検討する必要がある。

 

また、ドアの位置は使い易さに関わるので施主と現場打ち合わせする必要がある。

 

MI-houseの増築したウッドデッキは、施主からの要望で玄関からも上がりやすいようにした。

 

平屋のウッドデッキには、手摺を造っておくと布団が干せて使いやすい
ウッドデッキ増築2

デッキの色が明るいのが増築部分。同じウリンなので時間が経つと色は合ってくる。

デッキの床から、ウッドデッキ手摺天端までの高さは80㎝程度としている。そうすると庭の床面から手摺天端までは、約140㎝となる。

 

ウッドデッキ手摺高さはあまり高くすると室内から見て圧迫感があるし、低すぎると布団が干しにくいので、現場ごとに決めたら良いだろう。

 

手摺の一部は床から160㎝として目隠し塀とした。

 

屋根の無いウッドデッキは、ウリン(アイアンウッド)やイペ等のハードウッドのほうが長持ちしてコスパが高い

 

MI-houseのウッドデッキは一部を除いて屋根が掛かっていないので、雨に強いウリン(アイアンウッド)とした。メリットは雨に対して耐久性が高いこと。

 

デメリットは値段が高く、固く重いので施工性が悪いことである。ウェスタンレッドシダーや檜等のウッドデッキ材は、下穴を錐(きり)で開けることは不要でビスが直接留められる。

 

しかし、ウリン(アイアンウッド)やイペ等のハードウッドは、全てのビス穴に錐で穴を開けてからビスを留める。固くてビスが入って行かないのだ。

 

だから、ウリン(アイアンウッド)やイペ等のハードウッドは、ウェスタンレッドシダーや檜等のウッドデッキ材に比べて値段が高い上に、施工手間も1.5倍程度掛かるので、総額はもちろん高くなる。MI-houseのウッドデッキ増築では、完成までに錐が4本折れてしまった。

 

しかし、屋根の掛かっていないウッドデッキの場合は、ウリン(アイアンウッド)やイペ等のハードウッドにしておいた方が長持ちしてコスパが高い。屋根が掛かるのであれば、ハートウッドにしなくても長持ちする。

 

ウッドデッキの大きさは必要最低限が良い理由

 

白蟻(シロアリ)被害を受けやすい家、9つの特徴とその対策でも書いたが、ウッドデッキの大きさは必要最低限が良い。

 

ウッドデッキが広いと、デッキ下が暗がりになり白蟻に食われる可能性があるからだ。白蟻は暗いところで活動する。特に大きなウッドデッキで、デッキ下が見えないくらいに暗く、かつデッキ下がコンクリートを打っておらず土のままだと、白蟻は発生しやすくなるので注意は必要だろう。

 

 

吉田武志

有限会社ヨシダクラフト 代表取締役・一級建築士

栃木県宇都宮市を中心に、手作り感のある「暖房を止めて寝ても朝寒くない快適な注文住宅」と既存を生かした「リフォーム・リノベーション」を手掛けている。創業118年の工務店(2017年現在)。

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