SI-house(宇都宮市), 建築いろいろ, 高断熱高気密省エネ住宅.

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個室の天井高さ2.2M。建具と窓は天井までとして「下がり壁」は無い

今週末、11/19(土)・20(日)に完成見学会を行う、宇都宮市三番町の「猫と暮らす大屋根の家」は天井高さ2.2M。一般的な住宅の天井高さは2.4Mなので、20センチも天井が低いです。

 

2.2Mの低い天井なのに、広いと感じた人もいた

しかし、見学した人で「天井が低い」とか「狭い」と言った人は、今のところ皆無です。見学後、何人かに「天井が低く、狭く感じましたか?」と聞いたところ、「広く感じた」という方もいました。

 

「この住宅は天井が低いです、よく見てください。」と私が天井に手を伸ばして、ようやく天井の低さに気が付いたようで、「広い」と感じた人は、天井が低いことに全く気付いていませんでした。

 

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低い天井2.2Mと吹き抜けの高い天井5.1Mのメリハリが広く感じる理由

 

2.2Mの低い天井と、吹抜け部分の5.1Mの高い天井の「メリハリ」に気を取られて、天井の低さが気にならなかったのだと思います。低い空間があるからこそ、高い空間に行くと広がりを感じるのです。

 

逆に言うと、天井高さ2.7Mの天井が高い家を造っても、全ての天井が2.7Mならばメリハリがないので、あまり広くは感じません。以前、お客さんのリクエストで、2.7Mの天井高さの住まいを造った私が言っているのだから、間違いありません。

 

今日は、天井が低い家なのに広いと感じた理由を書きます。

 

ちなみに今週末の完成見学会の予約を受け付けていますので、ご希望の方はご連絡ください。

 

完成見学会を行う「猫と暮らす大屋根の家」

 

天井を低くして失敗した人と、天井を低くして成功した人

 

天井を低くすることのメリットとデメリットについては、以前、「天井高さは何センチが最適なのか? 天井高さ2200㎜を考える」というブログを書きました。天井高さについては、不満や疑問を持っている方が多いらしく、ブログの書き込み欄に多数のご意見や質問を頂きました。このブログの一番下の書き込み欄をご覧ください。

 

天井高さは何センチが最適なのか?天井高さ2200㎜を考える

 

最初に書き込みをした方は、工務店に勧められて天井高さを2.2Mにしたら失敗した、2.2Mの天井はあり得ないと嘆いています。

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文面から推測すると、失敗した原因は、造作建具にせずに既製品の建具を使って天井高さを2.2Mにしてしまった住宅会社にありそうです。造作建具はオーダー品なので、既製品の建具よりもお金が掛かります。

 

逆に、天井高さ2200㎜の家を新築して快適に暮らしている渡邊さんからの書き込みもありました。

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リビングには吹き抜けがあり、リビングから続く和室の天井は2200になっています。和室とリビングを仕切る建具は2200高の造作建具で、解放するとリビングとの一体感がとても有ります。

 

2Fは勾配天井で、南北の窓枠上端と天井高が一致してます(2120)。勾配天井なので建物全体の高さが抑えられ、大きく出した軒と合わせて、低くワイドな外観になりました。天井高2200の標準化、是非頑張ってください。造作建具と造作キッチンを使っている工務店しか出来ない試みだと思います。

 

注) 渡邊さんは、たまに私のブログを読んでくれて、メッセージのやり取りをしたことがあるfacebookの友人です。

 

天井が低い家なのに、広いと感じた理由
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写真のモデルはOBのAさん。Aさんのお宅の畳リビングは天井高さ2.1Mです。

 

2.2M程度の低い天井にしても、狭く感じないコツは、吹抜けを設けて高い天井も造ること。室内の建具を造作建具にして天井一杯の高さにして、建具の上に下がり壁を設けないこと、窓の上端も天井一杯にして下がり壁を極力無くすことの3つです。低い天井と高い天井を造ると空間にメリハリが付き、実際は天井が低いのに広く感じるのだと思います。また、下がり壁を無くすと空間が連続して感じるようです。

 

「猫と暮らす大屋根の家」では施主のご理解もあり、初めて天井高2.2Mの家としました。思い切って天井を低くして良かったと感じています。

 

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階段の吹き抜け

 

A-house→天井が2.1Mの部分もありますが、不思議と狭くは感じず、逆に低い天井が落ち着いた気分になり心地よいです。天井の低い部分の床は畳で座る体勢になるので、そう感じるのだと思います。このお宅も低い天井は吹抜けと繋がっていました。

    • yoshidacraft

      Aさん、ありがとうございます。低い天井に住む施主の意見として、参考になると思います。

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